この記事をまとめると
■トヨタは東京オートサロン2024にブースを出展
3~400万円のクルマに載るシロモノじゃない! 量産だけど高精度なGRヤリスの「エンジン」の生産に迫る
■TOYOTA GAZOO Racingが「進化型GRヤリス」を初公開した
■もっとも注目をしたいのは新たに設定された8速ATだ
TAS2024で「進化型GRヤリス」を初公開!
世界最大級のカスタムカーショー「TOKYO AUTO SALON(東京オートサロン)2024」が開幕。TOYOTA GAZOO Racingは、「進化型GRヤリス」を初公開した。
「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いとともに誕生したGRヤリス。1600ccクラスのクーペ/3ドアモデルとしては、かのレビンやトレノシリーズ以来となるトヨタ製コンパクトスポーツの血筋を汲む存在であり、2017年のWRC参戦復帰のために誕生した専用車両というコンペティティブなスポーツカーだ。
2020年のラインオフを「開発のスタート」と定め、以来3年半に渡るモータースポーツでの「壊しては直し」を経た進化型が満を持しての登場となった。WRCをはじめ、スーパー耐久やジムカーナといった幅広いジャンルで、限界まで追い込んだレーサーやメカニックの意見を反映し、レースシーンやスポーツ走行でのドライバーファーストを目指したという。
もっとも注目を集めたのは、新たに設定された8速AT。より多くのドライバーに走る楽しみを実現するために新開発された「GR-DAT(ダイレクト・オートマティック・トランスミッション)」であると同時に、レースにおいてMTと同等に戦えることが目標に掲げられている。
6速MTよりも多段化し、よりクロスしたレシオによってパワーバンドが活かせることはもちろんだが、Dレンジのスポーツ走行に本気で取り組んだ仕様だという。
レースからフィードバックされた情報をプログラミングすることで、プロドライバーも舌を巻くギヤセレクトとシフトタイミング、そして世界トップレベルの素早い変速を実現。ハンドルとブレーキに集中して、変速はクルマまかせという可能性を示唆している。
コクピットもドライバーファーストを追求
1.6リッター直列3気筒ターボは、200kW(272馬力)から224kW(304馬力)へと34馬力のパワーアップを果たし、トルクは370Nm(37.7kgf/m) から400Nm(40.8kgf/m)へと高められた。高出力化に合わせて、冷却効率向上を目指したデザイン変更が施され、スチールメッシュやバンパーのロアサイドにアウトレットを追加。GR-DAT搭載車両には空冷のATFクーラーが標準で装備されるなど冷却対策も万全だ。
操縦安定性や耐久強度の基本となるシャシーとボディも見えない進化を遂げており、スポット溶接の打点を13%増加、構造用接着剤の塗布部位を24%拡大することでボディ剛性が高められている。サスペンションの取り付け方法を変更したほか、ボディとショックを繋ぐボルトを増やすことでステアリング操作時の安定性を高め、よりドライバーの意図が反映できるようになったという。
コクピットもまたドライバーファーストが追求されている。操作パネルや各種ディスプレイをドライバー側に傾ける形で設置しているのは、スーパー耐久の現場からのフィードバック。シートベルトでシートに固定された状態での操作が可能だ。
また、ATのシフトレバーは現行のGRヤリスRSよりも高い位置に設置され、MTモデルと同等の位置に。パドルシフトによる変速も可能だが、ハンドル操作が頻繁となるラリーシーンなどでは、ATのシフトレバーの操作性が重要になってくると想像できる。こちらもレースシーンを想定したATならではの実践的なレイアウト変更となっている。
そのほか、従来の4WDモードに加え、新しいドライブモードが設定された。スポーツ走行や市街地など、シーンによってステアリングの手応えやエアコン設定、メーター表示などが変わり、GR-DAT装備車はアクセルのレスポンスや使用するギヤまでが制御される。
コンペティティブな生まれとはいえ、スポーツ走行と日常使いの両立が可能である点は、やはりヤリスをベースとしている所以。発売予定は、全国のトヨタ車両販売店を通じて2024年春頃、発売価格は未発表となっている。
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