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トヨタ「アルファード観音開き仕様」お披露目!? 全長6.6mの「アルファードトラック」製作状況は? NATS学生手掛ける驚愕カスタムカー

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トヨタ「アルファード観音開き仕様」お披露目!? 全長6.6mの「アルファードトラック」製作状況は? NATS学生手掛ける驚愕カスタムカー

■東京オートサロン2023までもう少し! アルファードトラックの現状は?

 毎年さまざまなカスタムカーやチューニングカーが展示される「東京オートサロン」。自動車メーカーやカスタムブランドなどが思い思いのカスタムカーをお披露目しています。
 
 そのなかで、千葉県にある自動車専門学校の日本自動車大学校(通称NATS)では、毎回学生たちが作り上げるカスタムカーが話題となっています。
 
 2023年に向けては、トヨタ「アルファード」をトラック化したカスタムカーをお披露目する予定ですが、どのような製作状況なのでしょうか。 

【画像】車検通るの? 観音開き&全長6.6m! 存在感凄い「アルファードトラック」の画像を見る(40枚)

 日本自動車大学校はこれまでも学生達が作り上げたカスタムカーを東京オートサロンに展示してきました。

 過去には、レクサス「LM300h」のデザインに見立てた「LM800T」、アメリカンなローライダー仕様に仕立てたトヨタ「3代目クラウン(MS50型)」、日産「フェアレディZ ロードスター(Z33型)」をベースに「GT-R(R35型)」の見た目に仕上げたものなど多岐にわたります。

 東京オートサロン2023に向けは、アルファードをベースにしたスーパーデューリートラック「アルファードスーパーデューリートラック」を製作しています。

 なお、デューリートラックとは、後輪片側2輪の計4輪化された仕様のピックアップトラックを差しており、北米などで見かけるカスタムのことです。

 アルファードをトラック化する経緯について、製作を担当する学生は次のように話していました。

「トラッキン(スポーティトラックカスタム)やアメ車に興味のあるメンバーが集まりデューリートラックを製作する案が出ました。

 ベース車両を選ぶ際に、日本で馴染みのある車両をもとにすることで、その意外性で注目を集めたくてトヨタ『アルファード』に決定しました。世界に1台のカスタムカーになること間違いないと思います」

 実際の製作は、アルファードのボディ後端を延長する形で荷台部分を繋ぎ合わせており、全長は実測値で6.6mだといいます。

 製作において苦労した部分は「まず車体を延長するということで強度、重量の兼ね合い(公認取得の為)に苦労しており、頑丈な作りになるように仕上げています。荷台部分は、現行ハイラックスのパネルを地元の千葉トヨタグループより協賛いただき製作しています」(前出の学生)は話しています。

 また、アルファードトラックの製作模様は日本自動車大学校の各SNSでも見ることが可能です。

 2022年11月上旬に公開されたYouTube(NATSチャンネルbyROADSHOW)では、アルファードの後席スライドドアを観音開き化することが明かされました。

 なお、基本的に学生達が製作するカスタムカーは最終的に車検と取得出来る状態にすることを目指しています。

 今回のアルファードトラックにおける観音開きドアに関しては「純正のドア開閉をロックする部分となるキャッチャーとストライカーが付いていれば車検に通る」といいます。

 YouTubeのコメント欄には「すげぇ、めっちゃ楽しみ!これ見るためだけにオートサロン行ってもいいなって思える」、「この改造車、車検通るんだ…凄い!」といったコメントが寄せられています。

 東京オートサロン2023まで、残すところ1か月。どのような姿でアルファードトラックがお披露目されるのか、多くのユーザーが注目しています。

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