日本が誇るハイパワーな名機を現在版チューニングで蘇らせた4台
トヨタならJZA80スープラにJZX100マークII系、ニッサンはR33&34スカイラインやS15シルビア、さらにマツダ FD3S・RX-7にホンダではDC2インテグラなどなど……。キビキビ走るライトウェイトから280psウォーズの主力だったハイパワー車まで、未だにまったく魅力が色褪せない1990年代のスポーツカーたち。平成も終わりを迎える2019年、生産から30年が過ぎようとしているクルマもあるが、今年も多くのデモカーが東京オートサロンでお披露目された。
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まずは「ユーラス」のR34スカイラインを見てみよう。『TYPE-RZ』と名付けられたボディキットを身にまとい、東名パワードのキットで3.6ℓに排気量アップしたエンジンは、GCGターボとの組み合わせで驚異の950psを発生。ミッションはシーケンシャルの6速で足まわりはオリジナルの『猿足』、フロント285/リヤ275のワイドタイヤを装着する。
そして『STガレージ』のJZX100チェイサーは、2JZエンジンを換装し大排気量ならではの余裕ある走りが楽しめる仕様だ。エンジン本体に各種消耗品や加工、セッティングに構造変更まで込みでメニュー化されており、気になる価格は98万円~。手に入るポテンシャルと今後10年や20年、もしくは一生ずっと付き合う相棒と思えば、意外とリーズナブルに感じるオーナーも多いはずだ。
また『ワイズスクウェア』では、曇ったヘッドライトの輝きを取り戻す『リペアレンズキット』を施工した80スープラとR33スカイラインGT-R、『Gコーポレーション』は約750psの1JZエンジンを搭載する15シルビアを出展した。
最新のクルマにはない荒削りさと熟成の域に達したチューニングで、次の時代も1990年代のスポーツカーは、主役のひとつであり続けるに違いない。
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