ハースの小松礼雄代表はF1中国GPを振り返り、スプリントでニコ・ヒュルケンベルグのタイヤが“死んだ”ことから、昨年チームが苦しめられたタイヤマネジメントの問題から「完全脱却」できた訳ではないと語った。
ハースは今年、マシンの持病とも言えるタイヤマネジメントの問題について、かなりの進歩を遂げた。昨年マシンVF-23は予選一発での速さを見せたものの、レースとなると激しいタイヤデグラデーション(性能劣化)を引き起こしてライバルに抜かれるという展開が多々あったのだ。
■F1メカ解説|スプリント実施にもかかわらず……中国GPに投入されたアップデート。激戦の中団を戦い抜くため、立ち止まることは許されない
この問題は空力面の根本的なアンバランスさが原因だと考えられた。
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