スタイリッシュなクーペワゴン。魅力は造形と実用性の融合
2ndモデルとなったCLAクラスは、いまやFFベース・メルセデスの中核モデルだ。中でもクーペイメージのワゴン、シューティングブレークは、CLSクラスには未設定だから貴重である。
搭載されるエンジンはすべて直4(1.4リッターと2リッター)で、7速DCTと組み合わされる。もちろんディーゼルユニットの設定もある。
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シューティングブレークは、すべてに「スタイリッシュさ」を最優先。しかし、実用性が犠牲にされた形跡はない。ラゲッジ容量は505~1370リッター(VDA方式)と旧型比で増えており、後席は4対2対4の3分割式。さまざまなライフシーンに寄り添う、高いユーティリティは大きな魅力だ。
販売は、ディーゼルの200d(150ps/320Nm)が人気だという。右足にちょっと力を込めただけで低速域から豊かなトルクがあふれ出す。どこでも力強い走りを見せるからだろう。スポーティなデザインにお似合いのパフォーマンスを発揮する。
ハンドリングは正確そのもの。ワイドトラック化のメリットだ。とくに峠道を走らせると、Aクラスに比べてしっかりと路面をホールドしている安心感がある。ステアリングホイールの手応えはよく、ドライバーとの一体感は上々。自信をもって攻め込んでいけた。半面、低速域で乗り心地が悪化する場面も見られた。タイヤサイズの影響かもしれない。とはいえ、総合的に200dの実力は十分以上だ。
上質さを求めるユーザーは250・4マチックがベストチョイス
普段使いでも上質な乗り味がほしいユーザーには、ガソリンターボの250・4マチックを勧める。パワースペックは224ps/360Nmと強力。4WDということもあって、いっそうしっとりとしたライドクォリティが堪能できる。
CLAの場合、リアサスは全車マルチリンク式。後輪の追随性はFFでも決して悪くない。けれども4マチック仕様になると、さらに重厚。高速道路をクルージングするようなシーンで、いちだんと安心してドライブできるのは4マチックだ。
乗り心地も全域で優秀。乗り味の上質性は、シューティングブレークの250・4マチックがCLAの中でベストである。
ボディサイズは全長×全幅×全高4695×1830×1435mm。車高はCクラスやAクラスセダンと変わらないから、室内空間は余裕たっぷり。フロントシートに座っている限り不都合を感じる場面はない。
CLAシューティングブレークは、「クーペイメージのワゴン」というユニークな個性を持つマルチ派である。
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