マクラーレンのランド・ノリスはF1スペインGP予選で3番手タイムを記録。好位置を確保したが、彼は予選Q1を突破することも難しいのではないかと懸念していたことを明らかにした。
ノリスはスペインGP初日のFP1を11番手、FP2を14番手で終了。「ペース的には今季最悪かもしれない」と語るほどだった。
2日目のFP3では10番手タイムを記録して予選に入ったが、彼はQ3までコマを進め、さらにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)に次ぐ3番手のタイムを記録してみせた。
セッション後、この予選結果には驚かされたかとノリスは聞かれ、「そう思うよ」と答えて、次のように続けた。
「FP1の後、僕らはペース面で今季最悪の予選のひとつかもしれないと話していた。それで今日このポジションにいるのは、僕ら全員にとってビッグサプライズだ」
「涼しいコンディションになったことで、少しずつ状況が良くなっていたと思う」
「ちょっと変な気分だね。今日、トップ3にいることになるなんて、全く考えていなかったんだ。でもこのポジションにつけて凄く嬉しいし、良い1日だった」
「衝撃ではあったよ。僕たちは今週末、マシンに何か(アップデートを)持ち込んだわけじゃないし、最新のアップデートはバクーでのフロアなんだ。それだって大改善というわけじゃなかった」
「大きなアップデートを持ち込んできたわけではなく、助けになりそうな小さなモノを持ち込んできたんだ」
「良いことだし、ハッピーだ。今週末のマシンはこれまで苦労していたのとマシンは全く同じだった。だから何か良いところをなんとか見つけることができて良かったよ」
なおスペインGP2日目のFP3は雨に見舞われ、予選でも序盤は僅かに雨が降っている状態だった。ノリスはFP3では最初にインターミディエイトを使用し、スリックへと履き替えたドライバーだったが、彼は「自分の感覚と自信のために」異なる戦略を試す傾向があると語っている。
予選ではFP3で採った作戦が自信に繋がったのではないか? そう尋ねられたノリスは、こう答えている。
「僕は自分の感覚や自信のために、最初にそういったことを試しにいく傾向があると思う。ちょっとだけどね」
「まずまずの感触だったけど、決してこれほど良いとは思っていなかった。初日にも話したけど、Q1を突破するのも難しいだろうと考えていた」
「時々、僕らは上ぶれたパフォーマンスを見せて、上手くやっているときもある。だけどバーレーン戦を別にすれば、今回は最悪のグランプリ初日だったと思っている」
「実際、そんなに期待を抱いていたわけじゃなかったけど、状況が順調に進んでいるように見えた。僕らがパフォーマンスを発揮しているというより、他のチームが少し苦戦しているようだった」
「さっきも言ったけど、クルマを大きく変えたわけじゃない。今日はいい結果を出せるとかいった自信や理由になるようなモノは、何もなかったんだ」
「僕たちはまだ多くの領域で劣っている。最高速は何年も僕らの強みになっているけど、低速はその逆で、ここのレイアウトは助けになってくれたと思う。利益を得られたのは確かだ」
「FP2の時点で、ターン3やターン9で全開だった。おそらくレッドブル以外でそれができていた数少ないチームだと思う」
「このコースは長所を発揮できる場所だ。モナコは悪くなかったかもしれないが、低速コーナーで僕らは苦しんでいた。だから、そこは大きく改善したいと思っているところだね」
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