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新型「スバルWRX」の走りの完成度は?  プロドライバーの公式運転映像にそのヒントがあった

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スバルが9月10日に発表した米国向け新型「スバル WRX(日本名:WRX S4)」。プロドライバーがそのステアリングを握り、走りについてレポートする公式動画がYouTubeに公開されている。ドライバーは、現役のラリークロスドライバーでF1出場経験もあるスコット・スピード。研ぎ澄まされた感性は新型WRXをどう評価したのか。

動画にはオレンジのWRXとダークグレーにペイントされた上級の「GT」グレードが登場する。WRXは271HPの2.4Lボクサーエンジンを唸らせながら、ツイスティな山岳コースを駆け抜けて行く。スコットは、踏み込んだ時の明確なパンチ感とトルクフルな出力特性を感じ取った模様で、その加速フィールに満足気だ。

新型「スバルWRX」の全貌が明らかに まずは北米仕様が公開へ

スコットは足回りについて、サスペンションの剛性アップと路面との接地感の高さを評価。この辺りは、スバルグローバルプラットフォームの採用により28%アップしたというボディのねじり剛性や、モーターアシスト軸とステアリング操作軸を別にした電動パワステの効果が現れているのかもしれない。

また、時速70マイル(約113km/h)の3速ギアを使ったコーナリングではコントロール性能の高さに言及している。カーブが連続するシーンでもグリップはまったく失われず、小気味いいシフトワークでテンポ良く走る様子が印象的だ。スコットは特にエンジンの回転落ちをほとんど感じさせない新型のマニュアルトランスミッションをお気に入りのようだ。新型WRXはそのまま未舗装路へと突入。吊るしの状態でラリーマシンのようなパフォーマンスを見せている。

動画後半で登場するGTは、スコットによるとウルトラスムーズな乗り味に仕上がっているとのこと。初採用の電子制御ダンパーの効果もあり、路面状況を問わずスタビリティが確保されているようだ。パドルシフト付きのCVT「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」も、トルクバンドを外さない設定と、CVTならではの高効率なトルク伝達がスコットを魅了している。

今回の動画はプロモーションの意味合いを含むものとはいえ、プロドライバーが性能を余すところなく引き出して走る動画は、新型の進化を期待させるもの。日本仕様の公開がさらに楽しみになってきた。

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