1月18日、東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎にて東京都とフォーミュラE PR事務局が主催する『TOKYO ZEV ACTION×フォーミュラE東京大会 PRイベント』が開催され、2024年フォーミュラE第5戦『東京E-Prix』の最新情報が明らかにされた。
3月30日の決勝レース開催までおよそ2カ月となったフォーミュラE東京E-Prix。2023年10月には東京ビッグサイト周辺のコース図が発表され、12月には2024年1月からの観戦チケット発売予告が注目を集めていた。
日本初開催のフォーミュラEレース『東京E-Prix』のチケットが2024年1月より発売開始
今回行われたPRイベントには、小池百合子東京都知事とフォーミュラEオペレーションリミテッドのジェフ・ドッズCEOが参加し、東京E-Prix開催に向けての最新情報が発表された。
そのなかで観戦チケットの発売が、イベント当日となる1月18日の13時20分からECサイト『イープラス』で独占先行予約されることが明らかにされた。
観戦エリアは車椅子席を含めたカテゴリーAからカテゴリーDまでを用意。もっともエリアが広いカテゴリーAの価格は2万4000円となり、最終コーナーイン側のコースに近いA+は8万4500円となる。
そのほかにも最終コーナー付近のカテゴリーB+は7万3000円、ターン3~5までのBは1万8000円、バックストレートのカテゴリーCは1万2000円、立見席のカテゴリーD+が4万6000円に設定されている。
イベントに参加した小池都知事は「本日は“ZEV”、ゼロエミッションビークル普及のための一大イベントでございます。フォーミュラE開催がいよいよあと2カ月後に迫りました。そして先週の土曜日には今シーズンのフォーミュラEの熱い戦いが幕を開けました」と挨拶を行った。
「いよいよ今日からは、3月30日に開催されます東京大会のチケット先行予約が始まります。東京大会を大いに盛り上げていくため、会場となる東京ビッグサイト周辺コースを体感できるよう、シミュレーターを1週間設置いたします」
小池都知事の言うシミュレーターとは、東京都庁第一本庁舎の1階に設置され、フォーミュラE“Gen3”マシンとともに、一足先に東京E-Prixのコースを体験できるものだ。『アセットコルサ』を使用したこのシミュレーターは、ファナティック製のハンドルコントローラーとペダルも相まり、迫力ある走行体験が可能だ。
「ぜひ都民の皆さまに、レースの迫力を一足先に“ドライバー目線”で感じていただく、味わっていただくというものでございます。スピード感やZEVの力強さを、ぜひ体感していただきたいと思います」と続ける小池都知事。
また、フォーミュラE東京E-Prixの開催にあわせた3月30~31日の2日間『E-Tokyo Festival 2024』の開催を発表。このイベントでは「最新ZEV車両の展示や、フォーミュラE東京E-Prixを大画面で見ながら応援できるパブリックビューイングなど」が行われるという。公式サイトによると入場無料なので、こちらもあわせてチェックしておきたいところだ。
小池都知事は「地球環境に優しいモビリティの普及を身近なところで実感していただき、楽しく、ワクワクするような未来に向けて、脱炭素化を一気に加速させていきたいと思います」と最後に締めの言葉を述べている。
フォーミュラE東京E-Prix観戦チケットの詳細についてはイープラスの特設ページ(https://eplus.jp/sf/detail/4028380001-P0030001P021001?P1=1221)を、レースやイベントなどの詳細についてはフォーミュラEの公式サイト(https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/2023-24/r5-tokyo?tab=event-info&area=whats-on)を確認してほしい。
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