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インディアン「スカウト」シリーズ 全面刷新した新型5機種を発表

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インディアン「スカウト」シリーズ 全面刷新した新型5機種を発表

全面進化したScoutシリーズ

 米国最古のバイクブランド「インディアンモーターサイクル」は、「Scout(スカウト)」シリーズの新型モデルを発表しました。

【画像】進化したインディアン新型「Scout」ファミリーを画像で見る(50枚)

 1920年代に登場したインディアンを代表するモデル「Scout」の名を現代に引き継ぐ同シリーズは、2015年に復活をとげたクルーザーモデルです。

 最新モデルとなる2025年型では、Scout Bobber(スカウトボバー)、Sport Scout(スポーツスカウト)、Scout Classic(スカウトクラシック)、Super Scout(スーパースカウト)、101 Scout(101スカウト)の5機種が用意されており、Bobber/Scout/Classicにおいてはスタンダード、リミテッド、リミテッド+テックの3グレード(Super Scout/101 Scoutはリミテッド+テックのみ設定)をラインナップ。

 いずれのモデルも最高出力82kW、最大トルク109Nmを発揮する排気量1250cc水冷Vツイン新型「SpeedPlus」エンジンを、かつてのScoutを彷彿とさせるリジッドフレーム風のラインを描く新型スチールチューブフレームに搭載しています。

 また、Scoutの伝統的なスタイルを堅持しつつ進化した最新モデルでは680mmと低いシート高と軽快なハンドリングを実現。

 それぞれの機種の特徴は以下のとおりとなっています。

■「Scout Bobber」

足回りやエンジン、フラーがブラックアウトされ、短く切り詰めたボバー・フェンダーとヘッドライト・ナセルを装備。快適性を犠牲にすることのないソロシート、ローダウンサスペンション、バーエンドミラーを備えることでアグレッシブなカスタムルックを演出しています。

■「Sport Scout」

歴史にインスパイアされながら、現代のスタイルに合わせて再設計されたSport Scoutは、スタイリッシュなグロスブラックの150mmライザー(ハンドルクランプ)や高さを抑えたハンドルバー、スポーツスタイルのシートを装備。スタイリッシュな外観と防風効果を高めるクオーターフェアリングや俊敏なハンドリングを生み出す19インチのフロントホイールも搭載されています。

■「Scout Classic」

伝統にインスパイアされたデザインと、現代のアメリカン・クルーザー・ライダーのニーズが融合したScout Classicは、各部にクロームを施し、ワイヤースポークホイールや深さのある前後フェンダーを備える一台です。低めのシート高とリラックスしたポジションにより通勤からツーリングまで幅広いシーンで楽しむことができます。

■「Super Scout」

サドルバッグ、ワイヤーホイール、ウインドシールド、パッセンジャーピリオンパッドを標準装備するSuper Scoutは、76mmトラベルのサスペンションを搭載することで快適性を向上。プレミアムクローム仕上げと高品質の塗装により、Scoutの伝統から生まれた時代を超越したスタイリングをさらに際立たせています。

■「101 Scout」

 1928年から1931年にかけて製造されたScout 101にインスパイアを受けた101 Scoutは、調整可能なピギーバックリアショック、倒立フロントフォーク、デュアルディスクブレンボブレーキシステムを装備した高性能モデルです。カスタムステッチの施されたガンファイタースタイルのソロシート、グロスブラックの150mmライザー(ハンドルクランプ)などでカスタム感が高められています。

※ ※ ※

 なお、新型Scoutシリーズの日本導入時期・価格・仕様などについては現状、未定となっています。

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