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現在買える国産メーカーのビッグスクーターを5つピックアップ!

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現在買える国産メーカーのビッグスクーターを5つピックアップ!

■通勤、通学、街乗りと単なる交通手段に限定されないスクーターたち

 積載力の高さやシンプルな操作性、ツーリングへの適性の高さなどが魅力のビッグスクーターは、さまざまなモデルが販売されています、国内メーカーはどのような125~250ccモデルを販売しているのでしょうか。

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 まずひとつ目の車種は、変わり種のスクーターであるホンダ「ADV150」です。アドベンチャーバイクを彷彿とさせるデザインで、タイヤも専用のブロックパターンタイヤを装備しています。

 フロント14インチ、リヤは13インチのホイールで、専用デザインのブロックパターンタイヤは突然の路上変化にも対応しており、未舗装道路も走行可能です。また、メーター類のデザインとマフラーも、アドベンチャーバイクを思わせるものになっており、スクーターとは思えない雰囲気に仕上がっています。さらに、キーを取り出さずにエンジン始動・ハンドル操作が可能な「Honda SMART Keyシステム」を搭載しており、跨ってからエンジン始動までのひと手間がありません。

 水冷単気筒エンジンを採用しており、最高出力15ps、エンジン始動方法はセルフ式のみの一択です。燃料タンクは8.0Lで、日常で乗るには不便を感じさせません。

 また、シート下のトランクスペースは27Lあり、ヘルメット以外の荷物も積み込めます。さらに、走行シーンに合わせて高さが変更可能なスクリーンを装備しているので、未舗装道路や横雨の際に役立ちます。

 ボディカラーはマットメテオライトブラウンメタリック、マットガンパウダーブラックメタリック、ゲイエティーレッドの3色をラインナップしており、メーカー希望小売価格は45万1000円(税込)です。

 ふたつ目の車種は、ツアラーやスポーツバイクのような雰囲気を持った、ヤマハの「XMAX」です。かつての「マジェスティ」と同じ250ccクラスのビッグスクーターで、搭載エンジンには249ccの水冷単気筒を採用、最高出力は23psを発揮します。

 トラクションコントロールシステムを備えており、路面状況に合わせて、発進と加速を適正に保ち、後輪タイヤが空転してしまうのを抑えてくれます。また、前後にディスクブレーキを装着しているほか、ABSも付いています。

 燃料タンクは13Lと余裕があるため、ツーリングも十分にこなせる一台です。さらに、左右にフロントポケットがあり、左側のポケットにはロック機能付きで、12VのDCジャックを内蔵しています。

 シート下トランクの容量は45Lほどあり、ビジネスカバンに加え場所を取らないヘルメットであれば、2個収納が可能です。

 カラーはマットブルーイッシュグレーメタリック3、パステルダークグレー、マットダークパープリッシュブルーメタリック5、マットダークグレーメタリックの4色がラインナップされており、メーカー希望小売価格は65万4500円(税込)です。

 3つ目は、スズキが販売している「バーグマン200 ABS」です。通勤や通学などの街乗りに限定せず、高速道路の走行や週末のレジャーもこなせる便利なモデルです。

 走行風を防いでくれる大型スクリーンを標準装備し、タンデムで高速道路を走行しても快適に運転できます。また、シート下のトランクスペースは41Lと、ヘルメット2個を収納可能です。

 搭載しているエンジンは水冷単気筒、最高出力は18psを誇り、このクラスでは十分なパワーを持っています。燃料タンクは10Lあり、高速道路で遠方にも出かけられる点も魅力です。

 また、前輪に13インチホイール、後輪に12インチホイールを装着し、前後両方にディスクブレーキを採用しています。加えて、小型軽量のABSユニットにより、とっさのブレーキでタイヤをロックして転倒する危険性を低減しています。

 カラーはブリリアントホワイト、ニュータイタンブラック、マットステラブルーメタリックの3色をラインナップしており、メーカー希望小売価格は57万1340円(税込)です。

 4つ目は、ビッグスクーターブームの火付け役となったマジェスティの名前を冠するヤマハ「マジェスティS」です。特徴的なフロントデザインが、スクーターとは思えない雰囲気を作り出しています。

 搭載しているエンジンは、水冷単気筒で排気量155cc、最大出力は15psを誇ります。小型ながらスポーティーな走りができるパワフルなエンジンを搭載し、普通二輪免許を持つライダーでも、満足感が持てるスクーターといえます。

 始動方式はセルフ式のみで、小排気量スクーターに多いキックスターターはついていません。前後には13インチのホイールとディスクブレーキを装着しており、車体重量は145kgです。また、燃料タンクは7.4Lあり、通勤通学や街乗りに使用するなら十分な容量を確保しています。

 フロントポケット内には、スマートフォンの充電に使用できる12VのDCジャックを備えているほか、500mlのペットボトルも収納可能です。さらに、シート下トランクは32L を確保しているなど、使い勝手の良いスクーターに仕上がっています。

 ボディカラーはシルキーホワイト、グレーメタリックM、ブラックメタリックX、ビビッドイエローソリッド2の4色をラインナップしており、メーカー希望小売価格は37万9500円(税込)です。

 最後は、二輪の世界ではまだまだ希少なハイブリッドスクーター、ホンダ「PCX e:HEV」です。加速と同時に、リチウムバッテリーで駆動するモーターが約4秒間アシストし、ハイブリッド独特の爽快感がある加速が魅力の一台です。

 モーターの出力は1.9ps、最高出力12.5psの水冷単気筒エンジンをアシストして、従来のPCXよりも33%のトルクアップを実現しています。

 また、フロントブレーキにはABSユニットを標準装備しており、フロント14インチ、リヤ13インチのホイールを採用しています。さらに、8.1Lの燃料タンクが備わっているほか、ハイブリットシステムにより燃費は51.2km/L(WMTCモード値)を誇ります。

 加速と燃費、どちらを優先するかで走行モードを4段階から選択可能で、アシストモーターやアイドリングストップのオンオフが可能です。

 現行モデルのスクーターは、通勤通学に使用するだけの、単なる交通手段に留まらない高性能なものになっています。さらに、今までは得意でなかった高速道路や、未舗装道路も走行可能なスクーターが多数ラインナップされています。

 かつてのビッグスクーターブームは落ち着きを見せていますが、ビッグスクーターの使い勝手の良さは、いまでも多くの人から評価されているようです。

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みんなのコメント

5件
  • ADV150はそんなにビッグ感は無いです。
    パワーはそこそこですが、逆を言えば誰にでも扱えるフレンドリーさがあり、車体も軽いのでキビキビ走ります。
    足つきはスクータータイプにしては良くないほうだと言われていますが、車体の軽さで全然補えます。
    適当に走っていても1㍑あたり約40kmは走れるので、フルタンクだと約300kmはイケちゃいます。
    後付けのカスタムパーツも結構あるので、後でアレコレ楽しめるのも良いですね。
    玉数も多くスグに手に入るのと、ホンダディーラー以外でも購入でき、変なプレミア価格になっていないのも○。
    150㏄なので、バイパスも気兼ねなく走れるし、苦手ではあるものの高速道路もなんとか走れるので、
    いつもより少し遠い土地へも連れて行ってくれます。
    150ccクラスなのでファミリーバイク特約は使えませんが、そこは内容の薄い保険より、手厚い保険で安心して走れると思えば良いかと。
  • 一度乗ったことあるけど、バーグマンはなかなか良かった。息の長いモデルだし、高速に乗れて車検も無いし。停車時に足を付き易いようにそのあたりのフロアが抉ってあるのが何気に好印象。

    スクーターって整備性が良くないので、極端に電子制御化されていないこのぐらいの方が安心して使える。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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