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ランクルの強敵!? 5m超の爆速SUV 日産「パトロールNISMO」がスゴかった! ワイルド系やゴージャス系も魅力的!

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ランクルの強敵!? 5m超の爆速SUV 日産「パトロールNISMO」がスゴかった! ワイルド系やゴージャス系も魅力的!

■かつて日本で「サファリ」として販売されていた「パトロール」

 2021年8月に14年ぶりにフルモデルチェンジして登場したトヨタ新型「ランドクルーザー(300系)」。予約が殺到したことや世界的な半導体不足のため、納車されるのに4年かかるといわれています。

【画像】 5m超の爆速SUV 日産「パトロールNISMO」がスゴかった!(26枚)

 ラダーフレーム採用のオフロードSUVとして卓越した走破性を誇るランクルですが、日産もかつてオフロードSUVの「サファリ」を販売していました。

 サファリの国内販売は2007年に終了。現在は「パトロール」として海外で販売が続けられています。

 なかでも砂漠が広がる中東ではオフロードSUVの人気が高く、パトロールのほかに「パトロールスーパーサファリ」なるモデルも用意され、さまざまなバリエーションが存在しています。

 パトロールおよびパトロールスーパーサファリとはどのようなモデルなのでしょうか。

 パトロールは、1951年のデビュー以来世界中で販売されている日産のSUVです。

 とくに、中東では耐久性や信頼性のほか、プレミアムなデザインや悪路走破性の高さが好評だといいます。

 現行モデルのパトロールは2010年にデビューした6代目。全長(フック込み)5315mm×全幅1995mm×全高1940mm、最低地上高273mmと、ランクルよりも大きなボディを持ちます。

 外観は、フロントデザインに「Vモーショングリル」を採用。ブーメラン型のLEDヘッドライトも装着され、タフでワイルドなデザインです。

 また、リアのテールライトもブーメラン型とし、シーケンシャルリアターンインジケーターと組み合わされています。

 内装もプレミアムなデザインで、シートはダイヤモンドステッチのキルティングレザーシートとし、手縫いのハンドルとともに豪華さを演出。Apple CarPlayとAndroid Autoを搭載したデュアルディスプレイが組み込まれました。

 パワートレインは、4リッターV型6気筒ガソリンエンジン(最高出力275馬力)と5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジン(最高出力400馬力)を設定しています。

 オールモード4×4システムは、モードを切り替えることで、オンロードでもオフロードでもさまざまな状況に対応できます。

 安全面では先進安全装備のインテリジェントモビリティテクノロジーに加えて、新型パトロールには、歩行者検知と前方衝突警告システムを備えた衝突被害軽減ブレーキなどが装備されました。

■70周年を記念したふたつのパトロールとは

 2021年に70周年を迎えたパトロールには、それを記念したふたつのモデルが設定されました。

「パトロールNISMO」はモータースポーツブランドとしての日産の伝統と、高性能モデルを愛する中東のユーザーの要望を反映したスポーティなスタイルが特徴です。

 フロントデザインは、ハニカム構造の立体的なメッシュを採用したフロントマスクとVモーショングリル、水平方向のクロームラインが存在感を際立たせています。

 リアデザインは、車幅を強調するためにシンメトリーなバンパーとし、ダーククロームのインサートと新しいテールランプを採用。また、日産のF1マシンからヒントを得たLEDリアフォグランプを搭載し、悪条件のなかでブレーキランプと同じ明るさで発光します。

 また、NISMOの特徴である赤いラインがボディ下部を一周するなど、スポーティさを演出しました。

 さらに、5.6リッターV型8気筒エンジンを搭載する点は標準仕様と変わりませんが、パトロールNISMOはマスターエンジンビルダーによってチューニングが施され、最高出力428馬力と最大トルク560Nmを発揮します。

 また、動力性能も大きく向上。フロントバンパーにサイドダクトを追加することで、ゼロリフトフォースを実現。また、大容量の熱源を採用することでブレーキ性能を向上させました。

 ボディ構造の強化により高速走行時のハンドリングを向上させているほか、ビルシュタイン社製のショックアブソーバーを採用したチューニングサスペンションにより、よりスポーティなハンドリングも実現しています。

 パトロールNISMOと同じく、70周年モデルとして登場したのが「パトロール70周年記念車」です。

 スポーティなNISMOとは異なり、ラグジュアリーさを強調。内部に細かなドットをちりばめたVモーショングリルを装着したほか、バンパーのデザインを変更。さらに新デザインの20インチアルミホイールを採用し、迫力のあるゴージャス感を演出しています。
 インテリアは、新しいバーガンディ色のインテリアやデザイン変更されたセンターコンソールにより、上質な印象を付与しました。

 なお搭載されるエンジンは、標準モデルと同じく4リッターV型6気筒ガソリンエンジン(最高出力275馬力)と5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジン(最高出力400馬力)です。

 最後に紹介するパトロールスーパーサファリですが、先代モデルのヘビーデューティーな5代目が「パトロールサファリ」として継続販売されており、なかでもパトロールスーパーサファリは上級グレードに当たります。

 無骨なデザインの外観には、ルーフやバンパー、ホイールアーチ、スペアタイヤカバーにグレーまたはゴールドのアクセントを施し、好みの仕様に組み合わせることができます。

 また、サイドには「Super Safari」デカールが配され、17インチダイヤモンドカットアルミホイールがSUVの存在感を際立たせました。

 内装は、PVC、ウーブンファブリック、タンレザーの3種類のシートを用意。レザーシートにはスーパーサファリのエンボスが施され、個性的な雰囲気を演出。

 Apple CarPlayでスマートフォンと連携するディスプレイオーディオシステムに加え、新たにワイヤレスチャージャーを設置して快適性と利便性が向上しました。

 最高出力280ps、最大トルク451Nmを発生する4.8リッター直列6気筒ガソリンエンジンと5速ATまたは5速MTを組み合わせ、スリル満点なパフォーマンスを実現。

 VTC(バルブタイミングコントロール)やNICS(ニッサンインダクションコントロールシステム)を搭載し、オフロードでの卓越した走行性能と高速道路におけるハイスピードでの走行を両立させました。

 また、直進性を高めるトランスファーとリアデフロックにより、ほかのSUVが踏み込めないような場所でも走破することができます。

 さらに、テレスコピックショックアブソーバーとトーションバーを組み合わせたヘビーデューティーコイルスプリングサスペンションにより、あらゆる地形で確実なハンドリング操作が可能です。

 加えて、低速域では楽に、高速域ではしっかりとしたハンドリングを実現する電子制御式パワーステアリングを搭載。

 クルーズコントロールやタイヤ空気圧監視システム、ABS、デュアルフロントSRSエアバッグ、VDC(ビークルダイナミックコントロール)など、より安全で快適なドライブを可能にする日産インテリジェントモビリティも装備されました。

※ ※ ※

 海外では日本にはない魅力的なモデルが販売されていますが、パトロールやパトロールスーパーサファリもそういったモデルのひとつでしょう。

 悪路を走るために必要なオフロード性能などは日本では使える場所はほとんどありませんが、ランクルの良きライバルとして、パトロールの導入を希望する人も多いのではないでしょうか。

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みんなのコメント

5件
  • 引用とパクりと翻訳で書いたんでしょう。
  • ランクルには程遠い。

    それが分からないからトヨタに対抗すれば
    売れるなんてすぐ勘違いをする。
    だったらなんで日本で売るのをやめたのさ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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