2022年1月の東京オートサロン、トヨタブースに展示されていた『一見GRヤリス』なこのクルマ。
実はコレ、GRヤリスをベースに、さらにモータースポーツで得た知見を投入して登場した『GRMNヤリス』。500台の限定として、2月28日までの期間限定でWEBによる購入を受け付けていたモデルだ。
2台の世界初公開車を出展!! 東京オートサロン スバルブースは初物づくし!!
そんな『GRMNヤリス』ほか、トヨタの本気が垣間見えるコンセプトモデルたちをじっくりご紹介!
※本稿は2022年1月のものです
文・写真/ベストカー編集部、撮影/平野 学、西尾タクト
初出:『ベストカー』2022年2月26日号
■トヨタ GRMNヤリス 走りを磨いた「究極進化型」は500台限定!
トヨタ GRMNヤリス。最大トルクは2.1kgmアップの39.8kgmへ向上
トヨタは1月14日、GRヤリスをベースに、さらにモータースポーツで得た知見を投入した『GRMNヤリス』を発表。500台の限定として、2月28日まで期間限定でWEBによる購入受付を開始した。
GRヤリス自体がかなり特殊なモータースポーツ志向のモデルだが、発売から1年余、実際のモータースポーツ活動の中で走っては壊し、得た知見をフィードバックして、さらなるパフォーマンスアップを目指したのが、今回のGRMNヤリスなのだ。
もっとも象徴的なのがホワイトボディの段階で実施したスポット打点増と、接着シール材の施行箇所増。
GRヤリスの組み立て工程で、ラインから一旦抜き出し、通常のスポット打点の間を埋めるように、特にドアやバックドアなどの大きな開口部を重点的に545点の追加スポットを打っている。
また、構造接着シール材を12m分多く施行した。これにより、もともと頑丈だったGRヤリスに対し、20%の剛性アップを果たしている。
■エンジンは基本スペックと同じだが厳選されたパーツを使用
サーキットパッケージのエクステリア。大型のリアスポイラーはカーボン製で軽量ながら頑強。2シーター化されていることも相まって車重は20kg軽量化
エンジンは直3、1.6Lターボで基本スペックに変更はないが、納入された部品を厳選し、例えばピストンは、許容された製造誤差の中から最軽量のパーツを選び出し、その中で重量誤差の少ないパーツを組み合わせているという。
最大トルクは2.1kgmアップの39.8kgmとなっているが、それ以上に軽快でピックアップのよい吹け上りが体感できるということだ。
このほか、専用チューンのサスやエアロパーツを採用。2シーター化のうえ、クリア塗装のカーボンボンネットを採用して20kg軽量化。
前後LSDはトルセンからより締結力に優れる機械式に変更するとともに、クロスレシオギア&ローギアファイナルギアを採用。こりゃ、本気だよ!!
GT3コンセプトの展示もあった。ホモロゲーション取得のため市販車へと進化!? 画像ギャラリーでたっぷりとご紹介!!!
GRNMヤリス 主要諸元
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みんなのコメント
d( ̄  ̄)
スペックなんて…どーとでも?なるじゃん
ワークスチーム張りの☆サポート
*\(^o^)/*
自分の走行データを元に→自分に合ったプログラムへと書き換えてくれるアップデート
自分の手足」へと☆
それが800万…マジっすかー
_| ̄|○
スペック?デザイン?…そんな些細なモン☆ドーデモイイのよ