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公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevrolet

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公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevrolet

ゼネラルモーターズ・ジャパンは、シボレー「コルベット」の高性能スペシャルモデルとして、レーシングカー「C8.R」をベースに開発された「コルベット Z06」を富士スピードウェイで披露した。

Chevrolet Corvette Z06|シボレー コルベット Z06

シボレー コルベット史上初のハイブリッドAWDモデルがワールドプレミア|Chevrolet

これまででもっともパワフルな「コルベット Z06」がジャパンプレミア

ゼネラルモーターズ・ジャパンは、シボレー「コルベット」の高性能スペシャルモデルとして、レーシングカー「C8.R」をベースに開発された「コルベット Z06」を富士スピードウェイで披露した。

Text by YANAKA Tomomi

現在快進撃を続けるレーシングカー「C8.R」がベース

富士スピードウェイで開かれた「CHEVROLET FAN DAY 2023」で日本初公開された「コルベットZ06」。

公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevroletvia Web Magazine OPENERS

コルベット史上初のミッドシップレイアウトを採用した現行コルベットの高性能スペシャルモデルで、アメリカなどで開催される2020年のIMSAスポーツカー選手権での6度の優勝をはじめ、WEC(FIA世界耐久選手権)でも2023年はすでに2勝をあげるなど、快進撃を続けるレーシングカー「C8.R」をベースに開発されたモデルだ。

もともと「Z06」という名は、コルベットの“生みの親”であり、伝説のエンジニアといわれるゾーラ・アーカス・ダントフが“夢のマシン”として、1963年にレース用に設定されたトラックパフォーマンスパッケージのオプションコードとして使用されたもの。

初代「Z06」には高性能ブレーキや強化されたフロントスタビライザー、長時間レースにおいてピットインの回数を減らすことができる大型の燃料タンクなどが装備されていた。

ミッドシップとなった現在の第八世代(C8)でもそのコンセプトは引き継がれ、公道を走るレーシングマシンのような存在となる。

公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevroletvia Web Magazine OPENERS

では、その”夢のマシン”「コルベット Z06」の詳細を見てみよう。

心臓部には、通常のコルベットが6.2リッターV8エンジンなのに対し、新型5.5リッターV8自然吸気エンジン「LT6」をミッドシップに搭載。ちなみに、「C8.R」には「LT6」と同時に開発された「LT6R」が2019年から採用されている。

排気量は通常のコルベットよりダウンサイジングしたものの、最高出力は106kW(144ps)アップの475kW(646ps)という、これまでのコルベット Z06でもっともパワフルに。最大トルクは623Nmを生み出し、8段デュアルクラッチを介して後輪で駆動する。

公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevroletvia Web Magazine OPENERS

ボディは全長4,685×全幅2,025×全高1,225mmと、コルベット クーペより全幅を85mm拡張。足元にはフロント20インチ、リア21インチで「スパイダー・デザイン」が施されたコルベットの市販モデル最大となる鍛造アルミホイールが装着された。

左右2つのラジエーターに空気を送り込むサイドエアベントからのエアフローも増大させ、専用に開発されたフロントフェイシアからは3つのフロントラジエーターに効率的に空気を配分することで、冷却性能を向上させている。

またレーストラック走行時の安定性とコーナリング性能向上のため、調整可能なウィッカービルを備えた、ユニークかつ再構成可能なリアスポイラーを標準装備。そのためダウンフォースは大幅に増大し、時速186マイル(約300km/h)で362ポンド(約164kg)を発生するという。

このほかにも高いパフォーマンスを発揮すべく、マグネティック・セレクティブ・ライド・コントロール4.0や、ブレンボ製大径ブレーキローターも標準装備。フロントキャリパーのピストン数もコルベットの4ボットに対し、6ボットとなり、より高いサーキットでのパフォーマンスに貢献する。

公道を走るレーシングマシン──コルベットの高性能スペシャルマシン「Z06」を日本初披露|Chevroletvia Web Magazine OPENERS

日本仕様では、コルベット初の右ハンドルとなる現行と同じく、「Z06」も右ハンドルを導入。ボディカラーは力強さを強調するブラックのボディカラーとレッドのインテリアカラーの組み合わせだ。

ゼネラルモーターズ・ジャパンでは、販売台数が僅少のため抽選販売を予定しており、正式な販売台数や抽選方法については改めてアナウンスするとしている。予定価格は2500万円。

Chevrolet Corvette Z06|シボレー コルベット Z06

ボディサイズ|全長4,685×全幅2,025×全高1,225mm

ホイールベース|2,725mm

車両重量|1,720kg

エンジン|5,454cc V型8気筒DOHC

最高出力|475kW(646ps)/8,550rpm

最大トルク|623Nm/6,300rpm

トランスミッション|8段デュアルクラッチ

駆動方式|後輪駆動

タイヤサイズ|フロント275/30ZR20   リア345/25ZR21

ステアリング|右

価格|2500万円

GMジャパン・カスタマー・センター

Tel.0120-711-276 受付時間 (9:00-18:00年中無休)

https://www.chevroletjapan.com/

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みんなのコメント

4件
  • 私は日本にいるアメリカの人です。シボレーは私の国アメリカの誇りです。日本の皆さんにもシボレーの良さわかって欲しいです。願います。
  • こういうのをホンダのNSXで見たかったよ・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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