この記事をまとめると
■マツダは1995年の東京モーターショーで「RX-01」を公開
熱狂的信者の多いロータリーエンジン! マツダしかクルマに採用していないけど実際「何がいい」?
■RX-01はRX-7よりもコンパクトで安価なスポーツカーを目指した
■RX-01は試作車で終わったがいまもマツダが収蔵して定期的にお披露目している
ロータリー搭載のコンパクトスポーツを示唆した「RX-01」
発電機としてのロータリーエンジンを搭載したモデルは世に放たれたものの、いまだに動力源としてロータリーエンジンを搭載したモデルのリリースを渇望する声も少なくなく、アイコニックSPへの期待値が高まり続けているマツダ。
そんなマツダは過去にもロータリーエンジン搭載を示唆したコンセプトカーを多く発表しているが、1995年の東京モーターショーに出品された「RX-01」もそんなモデルのひとつ。
当時、マツダのフラッグシップスポーツとなったRX-7に対し、もっとコンパクトでシンプル、そして安価で購入できるスポーツカーを目指したもので、エンジンはターボを廃したNA2ローターとされ、ドライサンプ化でよりエンジンまわりを小型化し、吸排気ポートをサイドポートとした新開発のもの。目標出力は220馬力/22.0kg-mとされ、当然フロントエンジン、リヤドライブのFRレイアウトを採用する。
小型化されたパワートレインは、RX-7よりも205mm後方かつ55mm低く搭載され、フロントにはまるでミッドシップ車のようなエアダクトが備わっており、ここからエアを後方へ流すようなデザインが採用されていた。
ボディサイズは全長4055mm×全幅1730mm×全高1245mmとRX-7よりも全長も全幅もコンパクトとなっていたが、RX-7並みの室内空間は確保されており、2+2のシートレイアウトを採用。
コンセプトカーではあるが、現実的なエアコンパネルや1DINのオーディオも備わっており、実際に走行も可能となっていたRX-01は、じつはロードスターをベースに作られており、前後ダブルウイッシュボーン式サスペンションやトランスミッションはロードスターとRX-7のものを上手く流用して仕立てられていた。
MX-6をさらに離れ目にしたようなヌメっとしたフロントマスクなど、デザインは好き嫌いがわかれそうな部分ではあったが、その走りのポテンシャルは確かなもので、RX-01は次期RX-7なのかそれとも新規スポーツカーとして登場するのかと、期待する声も多かった。
しかし、当時のマツダは経営悪化からの立て直しを図っていたタイミングであり、趣味性の高いスポーツカーをリリースするのは難しく、RX-01は結局、試作車のみが生み出されただけに終わってしまった。
ただNAロータリーエンジンはのちのRX-8で結実し、RX-01は現在もマツダに収蔵されて定期的にファンへお披露目されていることを考えれば、決してその存在は無駄ではなかったといえるのかもしれない。
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