この記事をまとめると
■アウディのフラッグシップサルーンA8がフェイスリフトを受けた
超ハイテク「しゃくとり虫」! ボディが伸び縮みする「アウディ・スカイスフィア」は何目的のコンセプト?
■グリル幅が拡大され存在感をアップするとともにスポーティなイメージが付加された
■デジタルマトリクスLEDヘッドライトによる制御が走行ラインのみを照らし出す
アウディA8がフェイスリフトで存在感爆アゲ
1994年に登場したアウディA8は、アウディのフラッグシップとして、またラグジュアリーセダンとして、カテゴリーの先頭を走ってきたトップランナーだ。現行モデルは2017年に登場した第4世代で、パフォーマンス、スタイル、装備のあらゆる面で大きな進化を果たしている。そんなアウディA8にフェイスリフトが施された。
今回のフェイスリフトで、A8のエクステリアはさらに存在感を増した。シングルフレームグリルのベースは幅広くなり、サイズが拡大されたクロームアングルが下方から上方へと伸びて、印象的なグリルを創出。サイドエアインテークはより直立したデザインとなり、ヘッドライトと同様に新鮮な印象を与えている。フロントエンドのデザインは全体的に見直され、調和の取れたデザインエレメントが採用されたことで、アウディブランドのトップモデルとしての存在感がさらに高められている。
サイドビューでは、ルーフがフラットなラインを描いてボディ全体の長さを強調する一方で、ワイドなホイールアーチが、クアトロドライブシステムが採用されていることを暗示する。すべてのバージョンで、ロッカーパネルには新しい形状が採用され、その下端にはブレードを装着。
リヤエンドは、ワイドなクロームライン、デジタルOLEDテクノロジーを採用してカスタマイズ可能となったテールライト、横幅一杯に広がるセグメント化されたライトストリップなどで特徴づけされている。アウディA8は、排気フローを最適化した4本出しの丸形テールパイプを備えるが、これはSモデルによく見られるスタイルで、スポーティなデザインを象徴する要素のひとつとなっている。
デジタルマトリクスLEDヘッドライトが進路を光でナビゲート
今回のフェイスリフトにおける最大のトピックスといえるのがデジタルマトリクスLEDヘッドライトの採用だろう。ビデオプロジェクターと同様の原理で作動するデジタルマトリクスLEDヘッドライトは、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)テクノロジーを使用し、約130万個のマイクロミラーが光を小さなピクセルに分散させることにより、ヘッドライトの光軸を非常に高い精度で制御することが可能になっている。
これによって実現した新機能の一例が、高速道路を走行する際に便利なレーンおよびオリエンテーションライトだ。ここでは、ヘッドライトが光のカーペットとなり、走行中の車線を明るく照らし出す。オリエンテーションライトは、道路工事区間でも有効で、ドライバーは直感的に走行車線に留まることができるようになる。デジタルマトリクスLEDヘッドライトは、ドライバーが車両のロックを解除したり、車両から離れる際に、ダイナミックカミングホーム/リービングホーム機能を作動させる。このとき、デジタルマトリクスLEDヘッドライトはプロジェクターのように地面や壁に光のショーを展開してくれる。
また、リヤのコンビネーションランプには、デジタルOLEDリヤライト(OLED=有機発光ダイオード)が標準装備された。これは、2種類のリヤライトシグネチャー(S8は3種類)から好みのものを選択することができ、アウディドライブセレクトで「ダイナミック」モードを選択すると、リヤライトは、このモード専用のライトシグネチャーに変化する。そのほか、デジタルOLEDリヤライトは、アシスタンスシステムとも連動しており、停車したA8の後方から2m以内に別のクルマが近づいてくると、すべてのOLEDセグメントを点灯させ、後続車に注意をうながす。
インテリアの意匠はキープコンセプト。ラグジュアリーでリラックスできる空間が広がるのは変わらない。その一方で、ドアパネルにサスティナブルなマイクロファイバー素材のダイナミカを採用するなど、アウディがエコにも本気で取り組んでいるメーカーであることをアピールする。
インフォテインメントシステムは、ふたつのディスプレイ(10.1インチと8.6インチ)に変更はないが、タッチ操作に加えて日常会話にも応じるボイスコントロールにも対応。MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)ナビゲーションプラスが標準装備されており、これは第3世代のモジュラーインフォテインメントツールキット(MIB 3)によって接続環境が確保されている。
フェイスリフトされたA8の日本導入日は現在のところ未定。続報を待ちたい。
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