■岩手県警に2021年配備を予定
自動車メーカーのスバルと米国のヘリコプターメーカーのベル社は、フランスのル・ブルジェ空港で開催中のパリ国際航空ショーにおいて、日本の警察庁から「SUBARU BELL 412EPX」を1機受注したことを発表しました。
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これは2019年3月に、スバルが落札したもので「SUBARU BELL 412EPX」として世界初受注となります。2021年3月に、警察庁への納入後、岩手県警察に配備される予定です。
「SUBARU BELL 412EPX」は、スバルが独自開発したレーザーピーニング技術によるメインローターギアボックスの強化をはじめ、ドライラン能力の向上、最大全備重量を12,200Lbs(約5,500kg)まで増加、マストトルク出力向上11%(飛行速度60ノット(約111km/h)以下)などの性能改良によって、輸送能力と運航効率の向上したモデルです。
Bell 412シリーズは、過酷な運航条件の下でも、高い信頼性を誇る中型双発ヘリコプターとして、使い勝手に優れたキャビンは、あらゆる任務要求を満たすためのアレンジが可能です。
Bell 412は、双発ヘリコプターとして、日本を始めとしてオーストラリア、カナダ、インドネシア、米国、タイにて主に政府・公共用途として活躍しています。
今回の受注について、スバル航空宇宙カンパニープレジデントの戸塚正一郎は、次のように語っています。
「スバルがベル社との協力のもと、『SUBARU BELL 412EPX』を世界初受注できたことを大変光栄に思います。この実現に向けたベル社の多大なる協力に感謝するとともに、品質の高い機体を警察庁に納入するよう全力で取り組みます。またこの受注は、世界中のお客様に『SUBARU BELL 412EPX』をお届けする販売の節目になると確信しています」
同様に、ベル社のスナイダー社長兼CEOは、今回の受注について「日本の警察庁の信頼を頂いた事に感謝します。『SUBARU BELL 412EPX』が、配備先の岩手県警察にて大いに活躍し、人々の安全と治安に貢献するでしょう。今後長きにわたりスバルとの協力を高めていくとともに、更なる成功を期すことを楽しみにしています」と述べています。
なお、ベル社の日本における歴史は1952年11月24日に「Bell 47D-1」を3機、毎日新聞、読売新聞、中日新聞に納入したときに始まります。以来、日本のヘリコプター市場の大半にあたる1,500機以上を納入し、利用されています。
また、2018年7月のファンボローエアショー(英国)にて、スバルとベル社は「Bell 412シリーズ」の最新型であり、陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの開発プラットフォームである、「SUBARU BELL 412EPX」の販売協力について発表し、スバルは2019年2月に新多用途ヘリコプターの試作機を防衛省に納入しています。
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