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V12エンジンは不滅! ランボルギーニが「新型スーパーカー」世界初公開! 怒涛の1000馬力を発揮する新型「レヴエルト」とは

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V12エンジンは不滅! ランボルギーニが「新型スーパーカー」世界初公開! 怒涛の1000馬力を発揮する新型「レヴエルト」とは

■ランボルギーニの新しい旗艦「レヴエルト」発表!

 2023年3月29日(現地時刻)、イタリアに本拠地を置くスーパースポーツカーメーカーのランボルギーニは、同ブランドの新しいフラッグシップモデル新型「レヴエルト」を発表しました。

【画像】ランボルギーニ 新型「レヴエルト」を見る(53枚)

 新型レヴエルトは従来のランボルギーニの量販車種では最上級モデルだった「アヴェンタドール」の後継モデルにあたります。

 新型レヴエルトは、ランボルギーニのフラッグシップに共通する伝統にならってV型12気筒エンジンを搭載。それに加えて電気モーターとバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムも搭載する革新的なモデルとして誕生しました。

 外観はエアロダイナミクスと機能性を最大限に発揮する効率的なフォルムでありながら、垂直に開くシザーズドアや、完全に露出したエンジンなど、これまでのランボルギーニのV12搭載モデル共通のDNAを感じさせるディテールを採用することによって、一目見ただけで次世代のランボルギーニだと予感させる迫力あふれるスタイリングを実現しています。

 新型レヴエルトのパワーユニットは、縦置き6.5リッター自然吸気V型12気筒エンジンに同社の12気筒搭載モデルでは初採用となる8速ダブルクラッチギアボックスを介して4輪を駆動。さらに3モーターのハイブリッドシステムを組み合わせた結果、システム出力は1015馬力に到達し0-100km/h加速はわずか2.5秒、最高速度は350km/hを超える高性能を実現しました。

 空力性能は新しい設計アプローチによって、前身にあたるアヴェンタドールと比較してフロントの空力負荷を33%、リアの負荷を74%増加させることに成功。

 最高のパフォーマンス状況に対応するためにブレーキと冷却システムも再設計されたうえ、単胴体とフレームをはじめとするボディのさまざまな箇所にカーボンファイバーを使用しました。

 この軽量素材を多用した車体に、強力なエンジンと組み合わせることで、パワーウエイトレシオはランボルギーニ史上最高の1.75kg/PSを実現しています。

 ハイブリッドシステムを搭載したレヴエルトは、「完全電動モード(EVモード)」を含めた合計13種類のドライブモードが用意されており、EVモードで走行することも出来ます。

 搭載されたリチウムイオンバッテリーの残電力が少なくなったとしても、「充電モード」に切り替えればV12エンジンを活用してわずか数分でバッテリーを完全に充電。

 これによって、排ガス規制が厳しい都市部へのアクセスも可能になりました。

 新型レヴエルトは室内の快適性も追求。アヴェンタドールと比較して頭上空間は26mm、レッグルームは84mm広くなり、シートの後ろにはゴルフバッグサイズの荷物を収納できるスペースを追加したほか、センターダッシュボード下や左右のシート間には収納スペースを設けるなど、使い勝手も高められました。

 室内のダッシュボードやセンターコンソールをはじめとしたインテリアには、新しいランボルギーニに共通する特徴的なY字型のシグネチャーを施し、加えて、ドライバーとパッセンジャーがパイロット気分を味わえるようなデザインを採用。

 コックピットにある運転席側の12.3インチデジタルディスプレイと助手席側に設置された9.1インチディスプレイは、まさにパイロットと副操縦士が同じ情報を同時に見るように、新しい没入型の運転体験を共有することが可能だといいます。

 新型レヴエルトには400種類ものボディカラーと、70種類のインテリアカラーがオプションで用意されており、さらに自由にカスタマイズできる多くのオプションが揃えられたことで、ユーザーは望むままに完全に個性的なスーパースポーツカーを作成できます。

 新型レヴエルトについて、ランボルギーニの会長兼CEOであるステファン・ウィンケルマン氏は、以下のように述べています。

「V型12気筒エンジンは、ランボルギーニのスーパースポーツの遺産と歴史となる象徴的なシンボルです。新型レヴエルトはこれまでの固定観念を打ち破るために誕生した、V12エンジンにハイブリッド技術を組み合わせた新しいモデルで、ユーザーが求めた通りの喜びを提供しながらも、排出量を削減して環境性能を高めた、完璧なバランスを実現しています」

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