9月8日、2024年MotoGP第13戦サンマリノGP MotoGPクラスの決勝レースがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。不安定な天候でのレースとなったが、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は13位でフィニッシュし、5戦連続でのポイントを獲得した。
このミサノは、今季コンセッション(優遇措置)の対象となるホンダ勢が何度もプライベート実施しているサーキットだ。しかし、前戦のアラゴンGPで決勝レースにおける今季のベストグリッドを更新した中上だったが、今大会は初日から苦戦が続いていた。
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ブレーキングの進入時におけるリヤの跳ねや、2日目には前戦同様にチャリングも発生したようで、様々な問題が発生。そのため予選は22番手、スプリントは20位と悔しさが残るものとなり、中上は決勝レースで大きな改善を図るために懸命な作業に取り組んでいた。
迎えた決勝日は午後にかけて不安定な天候となり、MotoGPクラスの決勝レース前には小雨が降り出してしまう。さらに、ウォームアップラップ時にはマシンの乗り換えが可能になる白旗も掲示されていた。そんななか中上はフロントにミディアム、リヤにソフトのスリックタイヤを選択し、20番手でオープニングラップを終了。
その後、一時期的に雨が強まったことにより、上位勢はウエットタイヤを装着したマシンへ乗り換えるライダーが数名現れた。一方の中上は、コース上にとどまることを選択し、それにより一気に13番手に浮上する。
以降は雨も止んだことで路面も回復へと向かい、中上も順位に変動こそはなかったものの、安定したペースで周回を重ねていく。終盤にも序盤と同様の1分33秒台で走ることもでき、落ち着いた走りを見せて最後は13位でチェッカーを受けた。不安定な天候で明暗を分ける難しいレースとなったが、作戦と読みも功を奏した中上は、しっかりと今大会もポイント獲得に繋げる走りを披露した。
次戦のエミリア・ロマーニャGPもこのミサノでの開催となるが、その前に9月9日には続けて同地で公式テストが実施される。新エンジンが導入された後も各大会で様々な問題も発生しているため、中上は次戦と終盤戦に向けて引き続き改善と開発に向けてテストをこなしていく。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:13位)
「厳しいレースでしたが、今日ポイントを獲得できたのはラッキーでした。ウイークを通して苦戦していたので、ポイント圏内でフィニッシュすることは簡単ではありませんでした。コンディションがトリッキーだったので、クルーチーフと相談して、雨は止むだろうということでこの戦略でいこうと決めました」
「それが功を奏しましたが、フィーリングは変わらず、チャタリングに悩まされてかなり苦労しました。明日のテストでどう改善できるか見ていきたいと思います」
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みんなのコメント
奏功すの間違いやろw