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キャデラックが世界初の超高級EVセダン「セレスティック」を発表

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キャデラックが世界初の超高級EVセダン「セレスティック」を発表

2022年10月28日、ゼネラルモーターズはキャデラック ブランドが生み出した中で最も重要なモデルとなる、世界初の超高級EVセダン「セレスティック(CELESTIQ)」を発表した。

ハンドクラフトによる超高級フラッグシップEV
キャデラックは、その輝かしい伝統からあらゆる時代と要素を継承した、最も先進的かつラグジュアリーで、これまでブランドが生み出した中で最も重要なモデルとなる「キャデラック セレスティック」を発表した。セレスティックは、キャデラックのアイコニックとしてのブランドを「世界のスタンダード」として再構築すると同時に、ブランドの全車電動化の未来を担うハンドクラフトによる超高級フラッグシップEVだ。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

キャデラックのグローバル・バイスプレジデントであるローリー・ハーヴェイは、以下のように語った。
「セレスティックは、キャデラックを最も純粋に表現したモデルであり、私たちの素晴らしい歴史を認識し、より大胆で輝かしい未来へと駆り立てます。このクルマは、これまで私たちが自動車に採用した最も高度で革新的な技術を搭載した、完全オーダーメイドの芸術作品です」

セレスティックのストーリーは、V16エンジンを搭載した1933年型「エアロダイナミック クーペ」や1957年型「エルドラド ブロアム」といった、ハンドクラフトされたアイコニックモデルを作ってきたキャデラックの歴史に根差した、デザイン、最先端技術とパーソナライズされたラグジュアリーというレガシーに基づいている。セレスティックは1台1台がパーソナルオーダーであり、同じものはふたつとない。顧客はディーラーやキャデラックのデザイナーと直接話し合い、好みに合わせてこれまでにないレベルのパーソナライゼーションを施しながら、独自のビジョンを具現化した一台を完成させる。

このユニークで個性的な体験は、電動化におけるキャデラックのグローバルリーダーシップ、ハンズフリー運転支援技術、コネクテッドサービスによって、さらに充実したものになる。セレスティックは、ハンドクラフトで作られた、五感を通じて夢中になれるEVのラグジュアリー体験において、ベンチマークとなるモデルだ。

既に米国ではキャンセル待ち状態・・・!?
ハーヴェイは、さらに続けた。

「セレスティックは、これまでのキャデラックにはないモデルであり、カスタマー エクスペリエンスも同様に卓越しています。それぞれのクルマは、最先端のテクノロジーを駆使し、お客様の個性を表現しており、ドライビングエクスペリエンスをパーソナルで満足感あるものにします」

セレスティックのアウトラインを簡単に紹介しておこう。外寸やホイールベースなどのサイズは公表されていないが、スタイリングは大胆なファストバックだ。EVだがキャデラックらしいグリルを備え、エッジも効かせている。ボディ外板やアンダーボディにはアルミ合金も用いられ、また3Dプリンターで製造したパーツも使われている。

インテリアはエクステリア以上に超豪華で、手作業で仕上げられた本革や金属など、本物の素材が用いられている。インパネには55インチもあるHDディスプレイ、フロントコンソールには11インチのタッチスクリーン、そしてリアコンソールにも8インチのタッチスクリーンが採用されている。

パワートレーンは、111kWhのバッテリーパックと2基のモーターを搭載し、4輪を駆動する。システム最高出力は600hp、最大トルクは868Nmを発生し、フル充電状態での走行可能距離は300マイル(483km)とされている。0→60mph(約96km/h)加速は、3.8秒。ワンペダルでの運転も可能だ。アダプティブ エアサスペンションや後輪操舵も備え、格納式のリアスポイラーも装備する。タイヤは23インチ!のミシュラン パイロットスポーツEVを装着している。

セレスティックは2023年12月に生産が開始される予定だ。米国での希望小売価格は30万ドル(約4500万円)以上からとなり、パーソナライズのレベルに応じて上昇する。だが、セレスティックの受注状況は既にキャンセル待ち状態になっているという・・・!

なお、GMジャパンでは「セレスティックの日本導入時期は未定」としている。

[ アルバム : キャデラック セレスティック はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

4件
  • EVはさておき、クラウンより個人的にはカッコいいな
  • こういう思い切ったデザインをできるのはキャデラックだと思う。
    2010年くらいのデザインも斬新でよかったし、グループ内のコルベット(特にC7)も実に先進的なデザインだった。

    伝統を受け継ぐどころか伝統に足を引っ張られる欧州車とは大きく異なるところだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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