2021年4月13日、トライアンフモーターサイクルズジャパンが新型「スクランブラー1200」シリーズを発表した。その概要をお伝えする。記事末では人気モデル投票を実施中!
トライアンフ「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」2021年モデルの特徴
ワイルドな雰囲気に現代の安全&快適装備をプラス
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トライアンフ往年のモデルを想わせる伝統的なデザインと、現代のメカニズムによる高い性能と信頼性を兼ね備えるモダンクラシックシリーズは、レトロでスポーティな走りとスタイルが、多くのライダーから支持されている。そのラインアップの中でも一際個性的なモデルである「スクランブラー1200XC」と、上級バージョンの「スクランブラー1200XE」の2021年モデルが発表された。
1950~60年代、ロードスポーツをベースにオフロード向けの装備を与えたモデルのことを総称した呼び名であった“スクランブラー”。当時のロードスポーツに、ヒートガード付のアップマフラーや軽快な小型フェンダー、ワイドハンドルなどを組み合わせたことでイメージを変えた、独特な佇まいが特徴だった。
そんなユニークなカテゴリーの名前自体を車名にして現代に甦らせた「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」も、往年のスクランブラーの文法に則ったワイルドな雰囲気のディテールを備えながら、現代的なメカニズムを融合した美しいスタイリングを採用。その完成度の高さ、強い存在感は圧倒的だ。
専用開発されたフレームにマウントされるボンネビルT120用の1200cc水冷並列ツインをベースにしたエンジンは、低慣性クランクと高圧縮シリンダーヘッドを備え、「スクランブラー」専用チューンが施されて低速から全域で力強いパワー特性を実現し、T120から10PSアップの最高出力90PSを発揮。オンロードでもオフロードでも力強い走りを実現する。
2021年モデルではエンジン自体の改良に加え、熱分散を改良した新型エキゾーストシステムの採用もあって、最新のユーロ5規制への適合も果たした。
また各部の装備類も充実。ストロークの長いサスペンションは、動作性に優れたSHOWA製の倒立フォークとオーリンズ製のフルアジャスタブルリアサスペンションで、スイングアームはアルミ製のものを装着。
フロントブレーキにはブレンボ製M50モノブロックラジアルマウントキャリパーを採用し、リアのキャリパーまでブレンボ製。ライディングモードや、コーナリングABSとコーナリングトラクションコントロール(XEのみ)といった最新の電子制御デバイスも完備している。
メーターはコンパクトで多機能なフルカラーTFT液晶。 DRLヘッドライトをはじめとする灯火類もオールLED。さらに2021年モデルではキーレスイグニッション、シングルボタンクルーズコントロール、USB充電ソケットなど、現代のオートバイに求められる快適さや安全性をもたらす装備を満載。グリップヒーター装着のための内部配線も新たに追加されている。
さらにオプションのMy Triumphコネクティビティモジュールを追加すれば、GoProコントロールシステムやナビ、スマホやミュージックプレーヤーなどをコントロール可能。走りのパフォーマンス、そして多彩な機能は、最新のアドベンチャーモデルに匹敵する内容だ。
「スクランブラー1200XC」と「スクランブラー1200XE」のちがい
「スクランブラー1200XC」と「スクランブラー1200XE」の相違点は、前述の通りXEがコーナリングABSと最適化されたコーナリングトラクションコントロールを採用しているのに加え、ライディングモードもXCが5モードなのに対してXEは6モードを選択可能なこと。
さらにフロントフォークはインナーチューブ径がXEの方が太く、アウターチューブもゴールド仕上げが施されているので一目瞭然。前後サスペンションのストロークもXCの200mmに対してXEは250mmで、スイングアームも長くなっていて、よりハードなオフロード走行に対応した造りだ。調整機能付きの折り畳み式フットコントロール、MCSブレーキレバーやハンドガードが標準で装着されているのもXEのみとなる。
トライアンフ「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」カラーと価格
カラーリングは、「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」の両モデルで、基本的に共通で、クラシカルなテイストのベースカラーにブラックのストライプを配したコバルトブルー×ジェットブラック、マットカーキグリーン×ジェットブラックと、シンプルで精悍な単色のサファイアブラックという3パターンを設定。
税込価格は「スクランブラー1200XC」が192万1900円(サファイアブラックのみ)~196万1500円、「スクランブラー1200XE」が205万6400円(サファイアブラックのみ)~209万6000円。両モデル共にデリバリーの開始は7月からの予定となっている。
「スクランブラー1200XC」のカラーバリエーション
「スクランブラー1200XE」のカラーバリエーション
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元サイトで投票・回答トライアンフ「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」主なスペック
※ 《 》内は「XE」のスペック
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
[ アルバム : 【写真32枚】トライアンフ「スクランブラー1200XC」「スクランブラー1200XE」2021年モデル はオリジナルサイトでご覧ください ]
まとめ:小松信夫
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みんなのコメント
1200㏄ツインという大排気量からしても
アメリカ人好みのバイクという感じがしますね。
コレをダートでカウンター当てながら走ったら
痛快この上ないでしょうね