参戦マシンのカラーリングが完成！フランスのラリーチーム事情とは？【川名賢のフランスラリー参戦記 02】

みなさんこんにちは、今日もラリードライバーの川名賢がフランスからお送りしております。

前回の記事で無事ラリーカーと対面し、感動の雨あられだったわけですが、感動している暇もなくまずはシートポジションの調整、シートベルトの調整、マシンに搭載されている補器類のチェック（ラリーではコ・ドライバーとドライバーが会話するのに使用するアンプ、リエゾンでヘルメットを置いておくためのハンモック、タイヤ交換の工具などなど）、初対面のメカさんと挨拶を交わして早速作業開始。

●所狭しとラリーカーが並ぶ、サラザン・モータースポーツのファクトリー

なんと翌日フランスのグラベル選手権があるとのことで、この日メカさんは2人しかおらずせわしい感じでした。ちなみにフランスはアスファルトとグラベルでシリーズが分かれています。もちろん次の週末は僕も出場するラリー・モンブランが控えているので、なんとクレイジーなスケジュールでしょう……。

そしてグラベルラリーがあると聞いて場所を調べたら、ガレージから2時間弱の場所だったので、観戦に行っちゃいましたー！

●グラベルラリーを間近で観戦

グラベルラリーの模様は次回で！
そして一番重要な、マシンのステッカー施行も開始！

今回の挑戦に賛同してくださったサポーターの方々のステッカーを貼っていきます。
カラーリングも現地で修正しやすいようシンプルなものにしました。


協賛各社様は下記です。（敬称略）
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・Keigo YAMAMOTO（フォトグラファー）
・パーソナルサポーター

マスク製作やリラクゼーションの提供をしている会社、厳選された輸入中古車車販売の会社、洗車のケミカルや部材を作っている会社、各種デザインをしている会社、車の整備やチューニングをしている会社等々、様々な分野の方々に応援していただいてやっと参戦が叶うと思うと、本当に恵まれた環境でモータースポーツ活動をさせていただいていることを改めて実感するのです。サポーターの皆さんにはこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。

さてさてそんな思いの中ステッカーを貼っていたら、終る頃にはなんと午後8時……。この時間でも結構明るいフランスは時間がマヒします。

そして次の日に急遽グラベルラリー観戦を決めたため、ニースでホームステイの予定を急遽変更し、ガレージの近くのホテルに宿泊しました。クルマがあればどこにでも行けるし、予約アプリでホテルもすぐ探せるので重宝しています。せっかく来たからには楽しみたいですもんね！

スーパーも早く閉まってしまうので、この日はマックでドライブスルーしてホテルの部屋で夕食を済ませました。ちなみに20時半でもこんなに明るいフランスです。（続く）

【川名 賢（かわな・すぐる）】
2019年にFIA アジア・パシフィックラリー選手権（APRC）のAPRC3クラスでチャンピオンを獲得した、国際ラリー経験豊かな若手ラリースト。全日本ラリー選手権の王座や、優勝、チャイナ・ラリー選手権での優勝などタイトルは数知れず。ヨーロッパでのラリー参戦は2015年以来となる。プジョーの最新ラリーカーでどこまで欧州勢と戦えるのか、注目だ！

Comments

協賛各社の名称が抜けてるよ。スポンサー様は大事にしないと。