現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フル装備で900万円以下!? トヨタ新型「ミライ」超豪華仕様の全容は? 「1台1億円」から超絶進化

ここから本文です

フル装備で900万円以下!? トヨタ新型「ミライ」超豪華仕様の全容は? 「1台1億円」から超絶進化

掲載 更新 4
フル装備で900万円以下!? トヨタ新型「ミライ」超豪華仕様の全容は? 「1台1億円」から超絶進化

■クーペ風セダンとして登場した新型FCVの価格は?

 トヨタは2020年12月9日に新型「ミライ」を発売しました。2014年に世界初のセダン型量産燃料電池自動車(FCV)として初代ミライが発売されましたが、今回の新型では流麗なクーペライクのシルエットで登場。全高は-65mm、全幅は+70mmとすることで、より魅力的なスタイリングを得ました。

【画像】凄いよコレ! 新型MIRAIが激アツ! ささっと写真を見る!(45枚)

 そんな新型ミライですが、トヨタのラインナップのなかでの立ち位置を見ると、じつはエントリーモデルの価格がブランド内の旗艦車種「センチュリー」の次に高いという、相当な高級車にあたります。もし、新型ミライに選択可能なメーカーオプションをすべて装着したら、いったいいくらになるのでしょうか。

 最上級グレードに選択可能なメーカーオプションをすべて装着した仕様を見ていきます。

 新型ミライのグレードは、上位グレードから「Z“Executive Package”」「Z」「G“Executive Package”」「G“A Package”」、「G」の5グレード展開です。4WDはなく、全車後輪駆動となります。エントリーモデルの価格(消費税込、以下同様)は710万円です。

 今回は、価格が805万円の最上位グレード Z“Executive Package”で選択できるメーカーオプションを見ていきます。

 設定されるメーカーオプションのなかで、新型ミライの足元をグッと引き締める装備が20インチの大径タイヤとブラックナット付アルミホイールのセットです。

 この20インチというタイヤサイズは2019年10月に公開されたコンセプトモデルでも装着されていました。

 アルミホイールにはブラックスパッタリング塗装が施され、近未来感とスポーティ感を併せ持つ新型ミライのスタイリングをよりダイナミックに演出しています。価格は12万7600円です。

 また、新型ミライの世界観を演出する新規開発色として、「フォースブルーマルティプルレイヤーズ」というボディカラーが設定されました。

 塗装においてシルバーとブルーを重ねる複層工程を経ることにより、陰影感と鮮やかさを両立。新型ミライが持つボディの抑揚をいっそう際立たせます。価格は16万5000円です。

※ ※ ※

 今回選択した新型ミライのメーカーオプションは、前出のものも含めて全部で5つです。そして、ディーラーオプションとして定番のフロアマットを選択すると、オプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション(総額:46万3100円)

・有償色:フォースブルーマルティプルレイヤーズ(16万5000円)

・245/45ZR20タイヤ&ブラックスパッタリング塗装・ブラックナット付アルミホイール(12万7600円)

・パノラマルーフ 電動ロールシェード&挟み込み防止機能付(13万2000円)

・ITS Connect(2万7500円)

・リヤフォグランプ(1万1000円)

●ディーラーオプション

・フロアマット ロイヤルタイプ(5万8300円)

 以上の装備を選択した新型ミライ Z“Executive Package”の総額は、857万1400円となりました。

※ ※ ※

 かつて「1台1億円以上」ともいわれた燃料電池車ですが、2020年現在はメーカーオプションフル装備でもこの価格で購入できるようになっています。

 また補助金などを活用すれば、さらに安価に手に入れられます。

 水素スタンドの数などの問題もあり、私たちの生活に溶け込むにはまだ時間がかかるかもしれませんが、住環境さえ許せば、「夢のエコカー」とまで呼ばれていた燃料電池車に人生で一度くらい乗ってみるのも良いかもしれません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

孤高のミニバンSUV、デリカD:5に「BLACK Edition」新登場、定番の「CHAMONIX」には新たに8シーターを設定
孤高のミニバンSUV、デリカD:5に「BLACK Edition」新登場、定番の「CHAMONIX」には新たに8シーターを設定
カー・アンド・ドライバー
ダイハツの「“すごい”コペン」登場! 軽規格超えた「ワイドフェンダー」×770ccエンジン搭載! 2L並みパワーでめちゃ速い「デカいコペン」 どんなマシン?
ダイハツの「“すごい”コペン」登場! 軽規格超えた「ワイドフェンダー」×770ccエンジン搭載! 2L並みパワーでめちゃ速い「デカいコペン」 どんなマシン?
くるまのニュース
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
くるまのニュース
「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
くるまのニュース
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ベストカーWeb
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!?  後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
Merkmal
入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
ベストカーWeb
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
AUTOSPORT web
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
ベストカーWeb
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
AUTOSPORT web
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
AUTOSPORT web
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web

みんなのコメント

4件
  • 東京都心部などでは、今後大いに見かけることになりそうですね。
    水素補給さえクリアできる環境なら、自分での運転でも、ショーファー利用でも、クラウンとか低〜中欧州セダンより明らかにこちらが面白そうだし、良さそうだし、所有欲を満たしそうですから。
  • ミライの記事に社員がよいしょコメント連投してるw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索
Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村