■日産キックスの新型が北米で発表!そもそもキックスとはどのようなモデルなのか
日本市場で販売される日産「キックス」の現行モデルは、2020年6月に発売されており、発売から4年以上が経過しています。
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そんな中、2024年3月に北米で新型キックスが発表され、大きく話題になりました。
SNSにおいても、新型キックスについて、さまざまな声が寄せられています。
では、キックスとはそもそもどのようなモデルなのでしょうか。
日本市場での現行キックスは、小さな高級車としてトヨタ「ヤリスクロス」、ホンダ「ヴェゼル」などと競合し、e-POWER特有の加速感や、後部座席と荷室の広さを売りにしています。
キックスの歴史は意外に長く、日産の販売するモデルにおいて、はじめて「キックス」という名前が採用されたのは、2008年のことでした。
2008年10月、日産は三菱から軽自動車である「パジェロミニ」のOEM供給を受け、「キックス(KIX)」として発売、その後パジェロミニの生産が終了する2012年まで販売しました。
ただし、現在販売されているキックスとはほとんど関係ないと言えるかもしれません。
キックスという名前が現在販売されているコンパクトSUVとして再登場したのは2016年のことでした。
2016年8月、5ドアのSUVモデルとなる「キックス(KICKS)」がブラジルで発売されました。
キックスは南米市場でシェアを拡大し、2018年5月にはカナダで、6月にはアメリカで販売が開始。
2020年5月にはタイでe-POWERを搭載したモデルが発売され、6月には日本でもタイ仕様が発売されました。
パワートレインは、国や地域によって異なりますが、北米で展開された先代モデルのパワートレインは1.6リッター直列4気筒ガソリンエンジンのみです。
一方で日本にはガソリンモデルは販売されておらず、1.2リッターガソリンエンジンを発電機とするハイブリッド車(e-POWER)のみとなり、日産として初のe-POWER専用モデルでした。
そうしたなかで2024年3月22日に北米日産は、同市場向けに新型キックスを発表。2025年夏から発売するとしています。
新型キックスの最大の特徴は、その見た目です。
従来のデザインから大きく変更され、日産のキーコンセプトとなる「デジタルVモーション」を採用。これにより、「アリア」や「ノート」のような見た目となっています。
ボディサイズは、従来モデル(北米仕様)が全長4307mm×全幅1760mm×全高1608-1610mm、ホイールベース2619mmだったの対して、新型キックス(北米仕様)は、全長4366mm×全幅1801mm×全高1631-1626mm、ホイールベース2657-2664mmと、全体にサイズアップしていることがわかります。
またパワートレインは、前述の1.6リッター直列4気筒ガソリンエンジンから2.0L直列4気筒エンジンに変更されました。
なおe-POWERは設定されていませんが、日産は2026年には北米でのe-POWERの投入を予定しているようですが、具体的なモデルについては発表されていないものの、キックスへの搭載の可能性は有り得そうです。
そんな新たにデザインも刷新された新型キックスに対して日本のユーザーからは「近未来的でいいんでないの!?」「いまのよりかっこいい」という声が寄せられています。
さらには「はよ新型キックス持ってきて」や「日本でもかなり受けそう」など、日本でも販売されることを期待する声が上がっています。
また現行モデルから大きく変わったデザインに対しては、「近未来的でいいんでないの!?」という声や、「YouTubeで見たけどかっこいい!!」
※ ※ ※
現在、日本でのコンパクトSUVは売れ筋の定番モデルとなっていますが、キックスは今ひとつその波に乗れていません。
新たに北米で発表された新型キックスが、日本でも導入されるのか。今後の日産からも目が離せません。
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みんなのコメント
しかし、国内向けの日産はキックス、エクストレイル、アリアしかない。これでは売れない。
ミニバンのような国内専用ガラパゴスモデルなど注力する必要はない。
今やグローバルでSUVがスタンダードなボディタイプとなった。日産はもっとSUVに力を注ぐべき。しかも「売れるSUV」が必要だ。