■今夏発売に向け生産を開始 ユニットはGMとの合弁拠点で生産
ホンダは2024年6月6日、新型「CR-V e:FCEV」の生産を米国オハイオ州の四輪車生産拠点パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)で開始したと発表しました。
【画像】超カッコいい! これがホンダの「すごいSUV」です! 画像で見る(71枚)
新型CR-V e:FCEVは、2022年9月に発表され海外で展開されている6代目「CR-V」をベースとした燃料電池自動車(FCEV)です。
日本においては先代のCR-Vが2022年8月に生産を終了しており、国内では約2年ぶりにCR-Vが復活することになり、FCEV専用モデルとして販売されます。
搭載される燃料電池ユニットは、米国GM(ゼネラルモーターズ)社と共同開発し、ミシガン州の合弁生産拠点で生産されます。
ユニットはホンダ・GM両社の知見やスケールメリットを活かしたといい、電極への革新材料の適用やセルシール構造の進化、補機の簡素化、生産性の向上などを図ることで、従来のFCEV「クラリティ FUEL CELL」よりもコストを3分の1に低減させたとしています。
このユニットを採用した新型CR-V e:FCEVは、FCEVがもつ短い水素充てんで長い航続距離を確保できるという点と、EVがもつ手軽な普通充電で走行できる点、給電機能といった特徴をそれぞれ組み合わせています。
また、燃料電池システムとフロントのモータードライブユニットを一体化して搭載し、高いダイナミック性能と一体感のあるハンドリングを実現。振動・騒音も低減し、衝突安全性の向上にも寄与するとしています。
デザインは6代目CR-Vをベースに「クリーン」「タフ」「アイコニック」をキーワードとしたFCEVらしい知的な佇まいと力強さを表現。ボンネットやグリル、フロントバンパー、フェンダーなどを専用デザインに変更しました。
リアは専用クリアテールランプに加え、ライセンスガーニッシュやフェンダーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュなどを専用デザインとし、環境にやさしくクリーンなイメージを高めています。
ボディサイズは全長4805mm×全幅1865mm×全高1690mm、ホイールベース2700mmです。
インテリアも6代目CR-Vと共通ですが、シフトはボタン式とし操作性と先進感を向上。シート素材にはバイオ合皮を採用するなど、上質さと環境性能を両立しています。
ラゲッジルームには、水素タンクの出っ張り部を有効活用できるフレキシブルボードを装着し、スペースを2段に分けて効率よく荷物を積載できるようになっています。
先進運転機能では最新の「ホンダ センシング」を採用し、渋滞アシストや誤発進抑制、路外逸脱抑制などを搭載。さらに、コネクテッド機能「ホンダ コネクト」にも対応し、エアコン操作や充電設定、緊急サポートや駐車位置の確認が行えます。
※ ※ ※
新型CR-V e:FCEVの国内での正式発表・発売は2024年夏を予定しており、価格などの情報は追ってアナウンスされると見られます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
異形の新型「“完全フルオープン“スポーツカー」初公開に反響多数!?「もはやF1マシン」「美しすぎる」 爆速2シーター「ピュアスポーツ」”地中海の宝石”に登場
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?