輸入車 [2024.09.10 UP]
いま注目されている輸入車はコレだ!海外14ブランド、人気モデルランキングをリサーチ!
輸入車ブランド別/グーネット[ランキング調査]人気モデルはどれ?
若者には“新しい”ちょっと古いクルマ、レトロな「ヤングタイマー」が放つ魅力
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2024年8月調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
※ランキングはグーネット【2024年7月】人気中古車ランキング調べ。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年10月号「新車・中古車の売れ筋から「いま」がみえてくる[人気モデルの秘密を紐解く]」記事の内容です)
いま一番人気のモデルってなんだろう? そんな疑問を持ったことがあるはず。人気モデルは、輸入車選びにおいての鉄板チョイスであるのは間違いない。そこで今回は、グーネットの人気モデルランキングをブランド別にご紹介!
グーネットの人気中古車ランキングとは?
グーネットでは、毎月中古車の人気ランキングを集計して公開している。どのモデルが一番注目されているかの指標になるため、今回はこちらのデータ(2024年7月1日~31日)を参照。ブランド別ランキングも以下のURLからチェックできるぞ。
https://www.goo-net.com/ranking/
[BMW No.1:3シリーズ]BMWのナンバーワンは鉄板の3シリーズ
全長がおよそ4.6mで狭い道でも比較的取りまわしやすい。品質感の高い内外装、リアシートのゆとりなど、あらゆるシーンで使える万能なセダンである。
BMWは輸入車のなかでも特に人気のあるブランド。高いクオリティ、走り、デザインを兼ね備え、憧れのモデルが揃う。今回の人気中古車ランキングでは、3シリーズが1位となった。手頃なサイズのセダンはあらゆるシーンで大活躍。また、高速安定性やハンドリングも優秀だ。特に買いごろなのが、2012年に発売された先代。初期型ならば100万円以下の物件も多く、手が出しやすいのが魅力。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドと多彩なパワートレインを設定し、好みに応じた選択ができる。
中古車参考価格帯:70万円~290万円(12年~19年 セダンのみ/全グレード)
[BMW No.2:5シリーズ]
3シリーズよりワンクラス上の満足感を得るなら5シリーズという選択もあり。グーネットではBMWの2位にランクイン。2017年に登場した先代モデルも200万円台で買えるように。
中古車参考価格帯:210万円~660万円(17年~23年 セダンのみ/M5、M550iを除く)
[BMW No.3:1シリーズ]
コンパクトで乗りやすいハッチバックを探すなら1シリーズがおすすめ。今回のランキングでは3位に入った。2019年に登場した3代目以降はFFシャシーを採用し、室内が広くなった。
中古車参考価格帯:190万円~440万円(19年~24年 M135iを除く)
[メルセデス・ベンツ No.1:Sクラス]フラッグシップのSクラスが第1位
メルセデスではSクラスがグーネットランキング1位に輝いた。Sクラスはメルセデスのフラッグシップモデルで、まさに憧れの高級サルーン。上質な内外装と走行性能は極上のひと言。いま中古車でねらうなら、2013年に登場した先代モデル。「S 400 ハイブリッド」は3.5LV6にモーターを組み合わせ、燃費にもこだわっている。中古車価格帯は340万円~1000万円となり、新車価格から大きく下がった。
中古車参考価格帯:340万円~1000万円(13年~21年 AMG系を除く)
先代Sクラスは、曲線を多用した柔らかなデザインが特徴。12.3インチのワイドモニターを導入したほか、進化したレーダーセーフティパッケージも採用。
[メルセデス・ベンツ No.2:Gクラス]
メルセデスの2位に輝いたのはGクラス。本格的オフローダーでありながら高品質な内外装が特徴となっている。中古車は90年代以降のモデルが中心で、300万円台後半の予算から探せる。
中古車参考価格帯:360万円~1400万円(95年~18年 W463型全グレード)
[メルセデス・ベンツ No.3:Cクラス]
3位にはCクラスがランクイン。手頃なサイズのセダンだが、装備内容は上級モデルに遜色ない。いま買い時なのは2014年に登場した先代モデル。100万円台後半から探せて物件も豊富。
中古車参考価格帯:150万円~500万円(14年~21年 AMG系を除く)
ほかにも名門ドイツ車ブランドナンバーワンをチェック!
[フォルクスワーゲン No.1:ゴルフ]VWでの一番人気はやっぱりコレ!
フォルクスワーゲン ゴルフが1位にランクイン。日本でもお馴染みの輸入車ということで納得の結果である。扱いやすいサイズなのに走りは本格派。そして価格も手頃と、万人におすすめできるモデルである。現行型の中古車も増えているが、リーズナブルに買うなら先代モデルに注目。物件数も多く買いやすい。
中古車参考価格帯:80万円~280万円(13年~21年 Rを除く)
[アウディ No.1:TTクーペ]すでに生産終了した希少なクーペ
アウディで1位を獲得したのはTTクーペ。スタイリッシュなデザインとスポーティな走りが売りで、カジュアルなシーンでも使える間口の広さが魅力だ。ねらい目は、コンディションのよい物件が揃う3代目。高年式はまだ高いが、初期型ならば200万円前後の予算から探せる。状態のよい物件が残っているうちに買いたい。
中古車参考価格帯:180万円~650万円(15年~23年 TTS、TT RSを除く)
イギリス、フランス系ブランドのナンバーワンモデルは?
[ジャガー No.1:XJ]人気のSUVを抑えてセダンが注目されている
どのメーカーもSUVが売り上げを伸ばしているが、グーネットのブランド別ランキングではジャガーXJが1位となった。最終型の登場は2010年と古いものの、伸びやかなデザインとスポーティな走りは今でも色褪せない魅力を放つ。歴代モデルはどれも魅力的だが、中古車としてねらうなら最終型が買いやすい。ジャガーのフラッグシップセダンが100万円台から入手できるのは驚きだ。
中古車参考価格帯:130万円~700万円(10年~22年 全グレード)
[ランドローバー No.1:ディフェンダー]本格派オフローダーが一番人気
ここ最近、バリエーションを拡大してきたランドローバー。そんなランドローバーの人気モデル1位となったのはディフェンダー。2019年にモデルチェンジが行われ、再注目を集めたのが大きな要因と思われる。ディフェンダーはオフロード性能を追求したモデルで、無骨なデザインが見どころ。新しいモデルゆえ中古車相場は高値安定で、グーネットでは570万円が下限。ただし物件数は多く探しやすい。
中古車参考価格帯:570万円~1700万円(19年~24年 全グレード)
[ルノー No.1:カングー]レジャーが楽しくなるコンパクトワゴン
ルノーの人気モデル第1位はカングー。これはその売れ行きを考えたら当然の結果といえそうだ。コンパクトなボディながら広い荷室を持ち、レジャーや旅行にぴったりのモデル。キュートなデザインも見どころで、数あるルノー車を抑えて1位となった。いま中古車でねらうなら先代モデルがおすすめ。物件数は非常に多く、価格も安くなっている。特に初期型は100万円以下の物件が目立ちお買い得だ。
中古車参考価格帯:50万円~390万円(09年~22年 全グレード)
[プジョー No.1:308]走り、スタイルともに高評価のハッチバック
プジョーの第1位は308。VWゴルフがライバルのモデルだが、ここ最近のプジョー308はゴルフに負けず劣らずの走りと上質な内外装が特徴。クルマとしての完成度を大きく高めていることでも話題となっている。また「GTi」のようなスポーティ仕様も設定。2022年に新型が登場したが、中古車としてねらうなら先代モデルに注目。100万円以下の物件も目立ち、状態のよい車両が安価で入手可能だ。
中古車参考価格帯:70万円~290万円(14年~22年 全グレード)
[シトロエン No.1:ベルランゴ]個性的なデザインに注目が集まるベルランゴ
シトロエンの人気モデル1位はベルランゴ。90年代から存在するコンパクトワゴンだが、2019年から日本でも正規導入されて話題となった。注目はなんといっても個性あふれるエクステリア。また、使い勝手に優れたパッケージも美点。中古車はそれほど多くなく、相場も高め。今後の動向に期待したいモデル。
中古車参考価格帯:250万円~450万円(19年~24年 全グレード)
[フィアット No.1:500]2008年から販売されているロングセラー
日本にはフィアットブランドのモデルが少なく、現在はフィアット500、500X、ドブロのみ。また、すでに次世代の500として「500E」もデビュー済み。そんななか1位となったのはやっぱり500。親しみやすいデザインは一度は「乗ってみたい!」と思わせてくれる。中古車は100万円以下の物件も増えてきた。
中古車参考価格帯:40万円~300万円(08年~24年 全グレード)
[アルファ ロメオ No.1:ジュリア]スポーツセダンファン垂涎のアルファFRセダン
2017年に登場したジュリアは、かつて存在した名車のリバイバルモデル。現行型はミドルクラスセダンで、後輪駆動シャシーを採用。トップグレードに2.9LV6ツインターボの「クアドリフォリオ」を置き、スポーツ性を前面に押し出した。標準の2Lターボ車なら200万円台の予算から入手でき、手が出しやすくなった。
中古車参考価格帯:200万円~1200万円(17年~24年 全グレード)
[ボルボ No.1:V60]そろそろ買い時!ボルボの人気ワゴンモデル
ボルボといえばステーションワゴン。そんなイメージどおり、1位はV60となっている。現行型は2018年に発売され、すでに6年が経過。安全性と走り、そして高品質な内外装は文句なしの完成度。それが現在200万円台の予算で入手できる。人とは一味違うチョイスをしたいなら、V60はいかがだろうか?
中古車参考価格帯:210万円~660万円(18年~24年 全グレード)
[ジープ No.1:ラングラー アンリミテッド]ジープ一番人気はハードコアなオフローダー
ジープブランドの1位は、ラングラーアンリミテッド。ジープのなかでも特に高いオフロード性能を誇るモデルがラングラーで、その5ドアモデルがラングラーアンリミテッド。2018年に登場した現行型は、オンロードでの快適性を向上し、普段使いしやすくなったのが特徴。中古車は高値安定が続き、下限は450万円。
中古車参考価格帯:450万円~1000万円(18年~24年 全グレード)
[ポルシェ No.1:911]ポルシェといえば伝統的スポーツカーの911
ここ最近のポルシェは、マカンなどのSUV、パナメーラのようなサルーンにも力を入れているが、グーネットランキング1位はやっぱり911という結果に。圧倒的な走行性能は、スポーツカーのお手本のような存在。中古車相場はほとんど価格が下がっておらず、カレラ系モデルでも大半が1000万円以上の値が付いている。
中古車参考価格帯:820万円~1800万円(11年~19年 カレラ系のみ)
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