日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が5日発表した2024年8月の外国メーカー車新規登録台数は1万5878台(前年同月比6.0%減)となり、8カ月連続で減少した。一部有力ブランドがモデル切り替えの端境期で輸入が減っており、新規登録が落ち込んだことが大きい。中東・紅海の情勢不安により、海上輸送に時間がかかっていることも影響した。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは、7.6%(同0.3㌽減)だった。
輸入電気自動車(EV)の販売台数は、1908台(同6.7%減)で6カ月ぶりに前年同月を下回った。ただ、新モデルが出たBMWミニやBYDは好調だった。外国メーカー車に占めるEVのシェアは12.0%(同0.1㌽減)となった。
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価格帯別では「1千万円以上」が3237台(同40.1%増)で、2カ月連続のプラス。最も多い「400万円以上1千万円未満」は1万205台(同3.5%減)と、4カ月ぶりに減少した。「400万円未満」は1972台(同40.9%減)で、6カ月連続のマイナスだった。
ブランドではBYD、アストンマーチン、スカニアが8月として過去最高の販売台数を更新した。
日本メーカー車を含む輸入車全体は2万2953台(同7.2%増)で、6カ月連続の増加。このうち、日本メーカー車は7075台(同56.6%増)となり、9カ月連続で前年実績を上回った。ホンダのインド製SUV「WR―V」が引き続き好調だった。
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