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【スズキ 新型ハスラー タフワイルド】ハスラー史上最強!?大人気の国産軽SUVをまるも亜希子が解説!

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【スズキ 新型ハスラー タフワイルド】ハスラー史上最強!?大人気の国産軽SUVをまるも亜希子が解説!



元祖“遊べる軽”として誕生したハスラーに、新グレード「タフワイルド」が追加。よりアクティブな魅力がプラスされたこの特別なハスラーが投入されることで、今以上の人気を集めるのは確実だろう。その魅力、余すことなく紹介するぞ。

「あぁそうやって使うの!?」「知らなかった!」メッチャ便利!見落としがちなクルマの機能

●文:まるも亜希子 ●写真:月刊自家用車編集部

ドライブをより楽しめる充実の実用装備が頼もしい

現行モデルの2代目ハスラーがデビューしたのは2019年のこと。初代から6年の歳月を経て外観は少し大人っぽく上質になり、室内やラゲッジはより広く使いやすくなったほか、新世代プラットフォーム「ハーテクト」の採用や、新開発した自然吸気エンジン、マイルドハイブリッドを搭載したターボエンジンが用意されたことで、走りの質感や乗り心地まで大きく進化したのが印象的だった。

それから5年、熟成を経て登場した最新モデルを改めて走らせてみると、まずは装備の充実ぶりや内外装の洗練度に目を見張ってしまった。

―― 現行ハスラー HYBRID X

5月に行われた一部仕様変更によって、LEDヘッドランプが全車標準装備となり、ハイブリッドXと同ターボにはナノイーX搭載フルオートエアコンや、360度プレミアムUVカットガラス、スマホ等の収納に役立つシートバックアッパーポケットも採用。またメモリーナビ装着車はコネクテッドサービス「スズキコネクト」にも対応するようになっている。

―― 「スズキコネクト」対応のメモリーナビ。

アクティブな装いが楽しめる新グレード「タフワイルド」

そして今回試乗したのは、ギア感がアップした内外装でアクティブな印象を強めて新たに設定された「ハスラー タフワイルド」だ。

専用のフロントグリルやメッキバンパーガーニッシュをまとったフロントマスクからして、大自然の中に飛び込んでもビクともしなさそうな頼もしさに溢れている。ほかにも鮮やかなブラックルーフにはルーフレールを装着。15インチのブラックメタリックアルミホイールがガッシリと地面に踏ん張る佇まいも新鮮に映る。

―― 骨太なボディシェルやリヤクォーターウインドウの採用など、現行型はタフなギア感を強めに表現。可愛らしさが強かった先代と比べると、精悍な印象が強まっている。

インテリアもワクワクするような遊び心がいっぱいのデザイン。3つの窓が並んでいるようなインパネのガーニッシュはなんとも個性的だ。もちろんおのおのに役割があって、いちばん左は大容量の収納スペース、中央はナビのディスプレイ、右はメーターとそれぞれ異なる機能が与えられている。

―― デザインからして遊び最優先と思われがちだが、収まりのよいシートや機能的なインターフェイスが採用されるなど、実用性も軽クラスとしてはトップレベル。優れた実用モデルでもあるのだ。

収納スペースのリッドは、開けるとテーブルとしても使えたり、スズキお馴染みの助手席アンダーボックスが備わっていたり、使い勝手も優秀だ。

標準ではブラックのほか、ガーニッシュとシートのツートーン部分が同色となるカーキベージュ内装、オフブルー内装が用意されていて、これはこれでポップな印象が楽しいのだが、タフワイルドではマットカーキになり、シックな中にもアウトドアテイストが光る。カーキステッチがあしらわれたオシャレなシートも、水滴や汚れがつきにくくお手入れもしやすい撥水加工のファブリック地なので、きれいな状態を保ったまま長く使えそうだ。

―― 撥水加工が施されたシート。

想像以上に快適に走れるロングドライブ適性に脱帽

タフワイルドのパワートレーンは、自然吸気とターボのマイルドハイブリッドが用意されている。今回はターボモデルで海を目指した。ほどよく高めのアイポイントで見晴らしがよく、小型車並みのクッションを採用しているシートのフィット感も抜群。

加速フィールは出足から余裕たっぷりで上質感があり、ハンドル操作がなめらかで感心する。市街地のストップ&ゴーが扱いやすく、アイドリングストップからの再始動も素早くてまったく違和感がない。

高速道路に入ると、さすがに風切り音は入ってくるものの、しっかりとした安定感で悠々と走ってくれる。レーンチェンジや合流でも不快な横揺れなどがないことにも好感を覚える。そして全車に標準ACCを使うと、さらにリラックスできるドライブが楽しめた。

海を眺めながら、後席に備わるパーソナルテーブルでコーヒータイムを楽しんだり、片手で簡単に後席をフラットにしてゴロンと横になってもいい。もちろんアウトドアレジャーやスポーツの荷物を満載にして、ガンガン使うのもアリ。タフワイルドはその名の通り、気持ちまで前向きにしてくれる史上最強ハスラーかもしれない。

まるも亜希子が見逃せない5つのポイント!

◆ポイント1. 所有欲を刺激してくれる一味違うストロングフェイス

タフワイルドの外装は特別仕立て。ブラック塗装のドアミラーやドアハンドル、バックドアのタフワイルドエンブレムで通常車と差別化され、さりげなくタフさを加えているのがカッコいいのだ。

◆ポイント2. アウトドアレジャーで便利なルーフレールが標準装備

ブラックルーフにマッチしたブラック塗装のルーフレールは、ディーラーオプションの純正アクセサリーのベースキャリア、カーゴラックアタッチメントと組み合わせれば、荷物の積載性がアップ。レジャーユースには欠かせない装備なのだ。

◆ポイント3. ラゲッジは汚れに強いタフ仕様アウトドアギアも載せ放題

ラゲッジのフロア素材は樹脂製パーツを使用。汚れ物に強く、重い荷物を積んだり少しくらいラフに使っても傷がつきにくいメリットを持つ。後席のスライド操作も荷室側から操作でき、5:5分割で前に倒せば簡単にフラットなスペースが拡大。軽クラスとは思えぬほどの積載性と便利さを併せ持っている。

◆ポイント4. 楽しく、便利に使えるワクワクのキャビン&インテリア

上級のXグレードをベースにしたキャビン機能は、基調色をマットカーキにすることで、精悍かつシックなイメージをプラス。シートは表皮に撥水加工が施されることで、水や汚れに強いこともポイントだ。3つのガーニッシュが並んだインパネは遊び心だけではなく、助手席前のガーニッシュは大容量の収納スペースにもなっており、リッドを開ければテーブルとしても使えて便利だ。

◆ポイント5.走りはさらにブラッシュアップもはや軽クラスとは思えぬほど

効率よく発電するISG(モーター機能付発電機)を搭載したマイルドハイブリッドは、減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップや加速時のアシストを行い、スムーズでパワフルな走りを実現。高速域でも力強く、軽クラスとしてはトップ級の動力性能を誇る。出来の良いACCを備えることもあって、高速長距離を苦にしないのだ。

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みんなのコメント

6件
  • sab********
    おそらく現行ハスラー末期のマイチェンになると思うが、装備面では J-style2 を踏襲しながら、撥水処理のシート、後部席のトレイ追加、スズキコネクトと現状でやれることは全て入れてるなと。
     次期モデルは電PBの実装と先進安全装備の更新、他に何を追加してくるのか、ハスラーを乗り継ぐユーザーとしては楽しみなところ。
  • お前はアホか
    ええ加減だが、国沢氏、渡辺氏。青山氏と比べたら、だいぶまとも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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