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マツダMX-5 Mk4(ND型ロードスター)中古車購入ガイド

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マツダMX-5 Mk4(ND型ロードスター)中古車購入ガイド

もくじ

ー 2.0ℓモデルがおすすめ
ー 複数の特別仕様車も
ー 知っておくべきこと
ー われわれの選択

初代ロードスター(NA)、値上がり傾向 2代目NBが狙い目に 中古購入の注意点

2.0ℓモデルがおすすめ

新車でMX-5を買うとしたら、エントリーグレードの1.5 132 SEでも1万9495ポンド(283万円)からだ。しかし中古車市場に目を向ければ、4年落ちの2.0SE-Lが1万995ポンド(160万円)で手に入る。これからの値落ちが明らかな新車を敢えて買う必要はあるのだろうか。

もちろん、そんなに安く買える個体は走行8万km、複数オーナー、小キズあり、といったところで、ブレーキキャリパーにもくたびれが見えるかもしれない。しかしそれでもマツダの認定中古車であり、検査に合格して12カ月の走行距離無制限の保証がついているのだ。

4代目MX-5は2015年に登場した。装備が充実化されたにも関わらず車重はほぼ維持し、小型低重心化によりワインディングでの走りは初代とも変わらない軽快さだ。純粋さを好むひとは、やや軽く高回転型で130psの1.5ℓを選ぶだろうが、わたしは2.0ℓの160psモデルを選択したい。

次はトリムを解説しよう。ベーシックなSEはクロスのシートとラジオ程度の装備しかない。しかしSE-Lになればクライメートコントロール、DABラジオ、そしてカラーのたちスクリーンが装備される。そしてスポーツでは雨滴検出ワイパー、リアのパーキングセンサー、BOSE製オーディオ、そしてレザーシートが奢られる。多くの人は上級の2.0スポーツを選択するだろう。

複数の特別仕様車も

2015年後半には、マツダは2.0スポーツ・レカロという特別仕様車を発売した。これは2.0スポーツ・ナビをベースとし、600台限定で生産された。エアロパーツや専用のホイール、さらにアルカンターラ仕上げのダッシュボード、そしてレカロ製シートが特徴だ。

2016年にはシルバー専用塗装が施された1.5アークティック・スペシャル、そして2017年には2.0Zスポーツが発売された。ただし、特別仕様車の付加価値よりも年式、コンディション、オリジナル度の方が重要だ。

そして同じ2017年、ハードトップのRF(リトラクタブル・ファストバック)が登場した。これはルーフの中央部分が取り外し可能なハードトップだ。実用性は高く、巡航時には静かだが、重く高価な上見た目もよろしくない。

2018年には2.0ℓユニットのレブリミットが700rpm引き上げられ、最高出力が184psとなった。これにより0-100km/h加速がほぼ1秒近く短縮され、6.5秒となった。それと同時に全グレードでステアリングのテレスコピック調整が可能になった。

わたしは最近走行わずか800kmの2018年型2.0 184スポーツ・ナビの認定中古車を購入した。マシン・グレーのボディで、新車よりも4250ポンド(62万円)安い2万1500ポンド(312万円)であった。

購入後、ラジエターの凹みとリアウイングの塗装跡に気づいた。これは購入時には説明のなかったものだ。そしてフロアマットも付属していなかった。やはり中古車の購入時には気をつけるべき点もあるが、価格面での優位性は変わらない。

知っておくべきこと

もしこれがあなたの唯一のクルマとなるなら、コンバーチブルでの高速走行はやや気になるかもしれない。2.0ℓモデルを買うべきなのはもちろんだが、どちらを選択したとしてもロードノイズは覚悟すべきだ。

そして青空駐車をする予定であれば、ルーフにはカバーをかけた方が良いかもしれない。面倒に感じるかもしれないが、こんな可愛らしいクルマを汚れから守るためだと考えよう。セキュリティ面でも役に立つ。

オプションのセーフティ・パック装着車を選べば、ブラインドスポット・アシストやバックカメラ、LEDヘッドライトなどがついてくる。ブラインドスポット・アシストは死角の多いRFでは特に便利だ。

われわれの選択

MX-5 2.0スポーツ・ナビ184

新しい184psのエンジンを搭載した後期型は、大人しく走れば16.6km/ℓの燃費を実現する。そして1.5ほど必死に走る必要もない。良いエンジンだ。

MX-5 1.5SE

2015年型のベーシックな1.5SEは純粋主義者向けのワイルドカードだ。軽く、回りたがるエンジンはMX-5らしいとも言える。

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