現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新たな中型SUV登場 新型ルノー・オーストラル、欧州発表 カジャーの後継モデル

ここから本文です

新たな中型SUV登場 新型ルノー・オーストラル、欧州発表 カジャーの後継モデル

掲載 更新 2
新たな中型SUV登場 新型ルノー・オーストラル、欧州発表 カジャーの後継モデル

主力のミッドサイズSUV 市場奪還目指す

ルノーの新型SUV、オーストラルが欧州で発表された。現行のカジャーの後継モデルとして、スタイリングと装備を一新。電動パワートレインも導入し、クロスオーバー市場でユーザーを「取り戻す」ことを目指している。

【画像】新型ルノー・オーストラル【同クラスのSUVと写真で比較】 全104枚

トヨタRAV4やフォルクスワーゲン・ティグアンのライバルとなる新型オーストラルは、アライアンスパートナーの三菱および日産と共同開発した第3世代のCMF-CDプラットフォームを採用。さまざまなパワートレインに対応することが可能だ。

パワートレインとしてはまず、1.2L 3気筒ターボガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルが設定される。最高出力159psと199psの2種類から選択可能だ。ルノーによると、WLTP複合試験サイクルにおいて26.1klm/lの燃費を達成し、CO2排出量は105g/kmになるという。

豊富なハイブリッド・パワートレイン

また、ルノーが「ディーゼルの代替」と位置づける48Vマイルドハイブリッド車もあり、22.5kmの燃費を達成するという。1.2L 3気筒ターボガソリンに48Vバッテリー、ベルト一体型スターター/ジェネレーターを組み合わせ、電気によるパワーアシストを可能にしたものだ。

さらに、1.3L 4気筒ガソリンエンジンをベースとした12Vマイルドハイブリッドも設定。最高出力は140psと159psの2種類で、19.4km/lの燃費を達成するとのこと。

ルノーは、新しいCMF-CDプラットフォームがオーストラルの「運転する真の喜び」をもたらすとしている。オーストラルはトーションビーム式リアサスペンションを標準装備するが、四輪操舵の上級モデルにはリアにマルチリンク式が採用される。また、ステアリング比を13:1(標準は14.7:1)にすることで、より正確なハンドリングを実現している。

デザイン面では、C型ヘッドライト、新しいエンブレム、SUVらしさを強調するスキッドプレート、最大径20インチのアルミホイールなどが特徴だ。

また、アルピーヌのスポーツカーを模した「エスプリ・アルピーヌ(アルピーヌの精神)」という仕様がルノー車として初めて設定される。サテングレーにブラックのトリムディテールを施した独特の色調で、アルピーヌのロゴが付いた専用の20インチアルミに、アルカンターラシート(ブルーステッチ入り)が装備される。

新世代のルノーデザイン 年内発売予定

インテリアの高級化も進めており、素材の品質とテクノロジーの強化に重点を置き、これまでのモデルとは大きく異なるものとなっている。ウッド、レザー、アルカンターラ、ソフトタッチ素材など、「洗練された」素材が多数用意されている。

上級モデルに搭載されるタッチスクリーン「OpenR」は、12.3インチのディスプレイと12.0インチのインフォテインメント・スクリーンを1枚のデジタルパネルで構成したもの。ゴリラガラスで覆われているため、傷がつきにくくなっている。

ルノーは、2022年半ばに欧州でオーストラルの受注を開始し、秋には納車を開始する予定だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
AUTOCAR JAPAN
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
AUTOCAR JAPAN
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
Auto Messe Web
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
AUTOCAR JAPAN
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
AUTOCAR JAPAN
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
VAGUE
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
くるまのニュース
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
VAGUE
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
レスポンス
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
WEB CARTOP
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
レスポンス
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
乗りものニュース
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
VAGUE
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
くるまのニュース
アプリリアよ、シーズン中の新旧バイク変更はもう勘弁な! フェルナンデス心の叫び
アプリリアよ、シーズン中の新旧バイク変更はもう勘弁な! フェルナンデス心の叫び
motorsport.com 日本版
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ ハイエース(山野幸夫さん)by アークライド 後編
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ ハイエース(山野幸夫さん)by アークライド 後編
レスポンス
4度のGT500王者はこれだけやってる! 長年の蜜月ミシュランが知るロニー・クインタレッリの超ストイックエピソード
4度のGT500王者はこれだけやってる! 長年の蜜月ミシュランが知るロニー・クインタレッリの超ストイックエピソード
motorsport.com 日本版
スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
くるまのニュース

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

347.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

148.0178.0万円

中古車を検索
カジャーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

347.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

148.0178.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村