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スバル 新型「レガシィ アウトバック」を発表 アイサイトXを標準装備【動画】

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スバル 新型「レガシィ アウトバック」を発表 アイサイトXを標準装備【動画】

スバルは2021年10月7日、日本仕様の新型レガシィ アウトバックを発表した。6代目となるレガシィ アウトバックは、すでに2020年から北米で生産し2.4L FA24型ターボを搭載し発売しているが、群馬で生産される日本仕様は専用のCB18型1.8L直噴ターボエンジンを搭載し、最新世代のアイサイトXを全車標準装備化するなど、フラッグシップにふさわしい充実した内容になっていることがアピールポイントだ。

X-BREAK EX(左)とLimited EX。フロント・グリル処理、ルーフレール形状などに相違【関連記事】新型「レガシィ・アウトバック」:https://autoprove.net/japanese-car/subaru/legacy/200934/

横浜ゴムとゼンリンが地図を活用したタイヤ空気圧遠隔監視システムの実証実験

新型レガシィ アウトバックは、北米ではレヴォーグより一足先にスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)+インナーフレーム構造を採用し、トップレベルの衝突安全性能、高いボディ剛性を備えている。衝突安全性能は、フロント・サイドフレーム以外に前面衝突時の衝撃をより効果的に分散させるセカンドロードパスを組み合わせて採用し、スバル車の中でも一段と高い次元の安全性能を実現している。

Limited EX ボディサイズは、全長4870mm、全幅1875mm、全高1675mm、ホイールベース2745mm。車両重量は1690kgでDセグメントサイズに相当している。またパッケージングでは、リヤのラゲッジ容量は561L(カーゴフロアボード上部522L/サブトランク39L)とトップレベルのスペースも確保している。

Limited EXのナッパ本革シート 余裕のあるリヤシートのスペース 搭載エンジンは北米仕様が2.4LのFA24型ターボであるのに対し、日本仕様は最新の高い熱効率を実現したCB18型1.8L直噴ターボを搭載。リニアトロニックCVTトランスミッションを組み合わせている。このCVTは8段マニュアルモードも装備し、ワインディングロードなどでは自在に変速操作をして運転を楽しむことができる。

177ps/300Nmを発生するレギュラーガソリン仕様のCB18型ターボ直噴エンジン 新型アウトバックの最大のアピールポイントは、全車が最新のアイサイトXを標準装備していることだ。広角ステレオカメラ、前後左右の4個のミリ波レーダー、GPSアンテナを備え360度センシングし全方位の運転支援を行なうことができる。

また一定の条件を満たした高速道路、自動車専用道路において、GPSや準天頂衛星システム「みちびき」などからの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度ADAS地図データを組み合わせることで、自車位置を正確に把握し、ステアリングのスイッチを押すと、運転支援システムが起動し、ドライバーの監視義務はあるものの50km/h以下となるとアクセル、ブレーキ、ステアリング操作が自動化、つまりハンズオフとなる「アイサイトX」が作動する。

この他に渋滞時発進アシスト、カーブ前速度制御、料金所前速度制御、70km/h以上ではアクティブレーンチェンジアシストなどの高度な運転支援機能を備えている。

X-BREAK EX この他にコネクテッド・サービスとして、縦型11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやGPS、車載通信機などを搭載し、24時間365日コールセンターとつながることで、交通事故やトラブルが発生した際のサポートが受けられ、さらに先進事故自動通報(ヘルプネット)、SOSコールなどに対応するSUBARU i コール(安心ほっとライン)、故障診断アラートセキュリティアラートなど、常時通信接続ならではのサービスを受けることが実現している。

X-BREAK EXは撥水ポリウレタンシートを装備 新型アウトバックのデザインは「Active&Tough」というコンセプトのもと、一目見てアクティブ性能を感じられるデザインとし、特にフロント周り、前後のオーバーフェンダー処理などは北米仕様とは違い、日本専用の造形になっている。

インテリアは、11.6インチのセンターディスプレイ、デジタルメーターパネルを採用し、質感の高いトリム仕上げとすることで、フラッグシップ・クロスオーバーSUVらしい上質感を生み出している。

なお、シートはL imited EXにメーカーオプションとしてナッパレザーシート、X BREAK EXには撥水ポリウレタンシートが標準装備されている。

SUVとしての特長は、最低地上高213mmと本格クロスカントリー4WD車に匹敵する余裕のロードクリアランス、アクティブトルクスプリットAWDシステム、さらに悪路に対応するX-MODEを搭載。またタイヤは255/60R18という大径タイヤを装着している。

新型レガシィ アウトバックのグレード展開は、アクティブなライフスタイルに合わせたX-BREAK EXと、ラグジュアリー指向のLimited EXの2機種となっている。

価格帯は400万円を少し上回り、MX-5ディーゼル、RAV4ハイブリッドよりやや高く、ホンダ CR-Vハイブリッドに相当する価格帯となっている。

レガシィ アウトバック 諸元表 ダウンロード価格

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みんなのコメント

5件
  • ホンマに高杉くんやな
  • 北米やアメリカで新型投入して2年〜5年後に日本仕様を発売するんだから、日本の国力や経済力や生活水準が下がっていると冷静に分析しているんだろうね。

    国産メーカーがフラッグシップ車を国内で新型発表しない。
    メーカーを責めるより日本人が過去の栄光の認識を改めないとヤバいよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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