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新型シボレー・ブレイザーEV 航続515kmの電動SUV登場 欧州市場導入の可能性も

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新型シボレー・ブレイザーEV 航続515kmの電動SUV登場 欧州市場導入の可能性も

高性能の電動SUV 車内に17.7インチ画面も

ゼネラルモーターズ(GM)は、新型シボレー・ブレイザーEVを公開した。テスラ・モデルYやフォード・マスタング・マッハEに対抗する電動SUVとなる。

【画像】シボレー最新の高性能電動SUV【シボレー・ブレイザーEVをICE車やライバルと写真で比較】 全94枚

内燃機関車のブレイザーとともに販売されるが、ドライブトレインや構造などは全く異なる完全EVである。車高は内燃機関車よりも低く、全体的なデザインも独自のものとなっている。

航続距離は仕様により398~515kmとされている。最大190kWの充電が可能だ。全車に17.7インチのタッチスクリーン・インフォテインメントシステムを標準装備している点も特徴の1つ。

エントリーモデルの「1LT」は前輪駆動のみで、「2LT」と「RS」モデルには四輪駆動が用意されている。

スポーティな「SS」モデルは、2トーンカラー、ブラックルーフ、専用フロントグリル、22インチホイールなど、アグレッシブなスタイリングを備えている。

また、SSモデルには最高出力557psと最大トルク89.5kg-mを発揮するデュアルモーターを搭載。0-100km/h加速を4.0秒未満に短縮する「Wow」(ワイドオープン・ワット)モードも搭載されている。

シボレーのスコット・ベル副社長は、「ブレイザーEV SSは、スポーツカーの魂を持っています。シボレーのEVラインナップの中でも最高峰の性能ですが、どのモデルもパフォーマンスマニアに驚きと喜びを与える、刺激的な性能を備えています」

ハマーEVと構造共有 欧州本格導入も視野

初代シボレー・ブレイザーは、当時のフォード・ブロンコに対抗する高性能2ドアSUVとして1969年に登場した。1995年にタホが登場するまで3世代にわたって販売されたが、2019年に新型SUVとしてその名が復活した。

今回発表されたブレイザーEVは、ガソリンエンジン搭載の同名車とは構造的にまったくの無関係である。GMの第3世代EV専用プラットフォームを使用し、GMCハマーEVやキャデラック・リリックと同じアルティウム・バッテリーを搭載する予定である。

米国とカナダではヒットする可能性があるが、今のところ、欧州市場や日本への導入予定は確認されていない。

しかし、GMのメアリー・バーラCEOは、米国メディアのCNBCに対し、「完全EVブランド」として欧州市場に復帰する可能性があり、「それを楽しみにしている」とまで発言している。欧州市場では、5年前にオペル/ヴォグゾールをPSAグループ(現在はステランティス傘下)に売却してからGMの本格的な導入は行われていない。

GMはすでに欧州事業を強化しており、責任者としてマフムード・サマラ氏を任命している。

同社は自動車専門メディアAutomotive News Europeの取材で、「彼(マフムード・サマラ氏)の使命は、現在の事業を、従来とは異なるモビリティ・スタートアップに変えていくことです。当社は、欧州のどこで、どのように参入するかについて、慎重に決定します」と語っている。

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みんなのコメント

1件
  • EVは大手だとトヨタが大きく出遅れてるね
    変なリコールばかりだし、品質は相当下がった印象
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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