トヨタ プリウスPHVが、改良を踏まえて5人乗りモデルへ変更。ホンダシャトルからはマイナーチェンジの情報が届いた。今回は両モデル・各グレードの価格も併せて掲載。
またスバルのWRX S4/STIが一部改良。BMW 8シリーズ・3シリーズのモデル追加、ブルーノートトーキョーエディションのミニ・クラブマン登場なんていう変わり種情報もご紹介。
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※本稿は2019年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月10日号
■トヨタ プリウスPHV(一部改良および5人乗りへ変更・5月9日発売)
●5人乗りになって使いやすさ向上!
プリウスPHVが一部改良を実施。
今回の一部改良でエクステリアに変更はない。これまで4名乗車だった定員を5名としたのがポイント。また、外部機器を使うことで自宅への給電を可能とした
エクステリアの変更はなく、最大の変更点は、従来は乗車定員4名だったものが、一般的な「定員5名」に変更されたこと。
やはり4人乗りだといざという時に困るという声が多かったようだ。
さらに別売オプションとなるのだが、いわゆるV2H、プリウスPHVに蓄電したバッテリーから自宅への給電が可能となった。
これを使えば逆に自宅の太陽光発電から余剰電力での充電も可能となる。
ナビレス仕様で販売店装着ナビを選択すると一般的な横型モニターとなる。
「ナビパッケージ」モデルでは縦型モニター画面を引き続き採用
●プリウスPHVラインナップと価格
・S…317万8440円
・Sセーフティパッケージ…328万5360円
・Sナビパッケージ…366万1200円
・A…350万2440円
・Aナビパッケージ…392万6880円
・Aプレミアム…381万4560円
・Aプレミアムナビパッケージ…426万6000円
※価格は装備の見直しや、グレード体系の変更により、10万~20万円引き下げられている
■ホンダ シャトル(マイナーチェンジ・5月10日)
●全モデルに最新版ホンダセンシング搭載
ホンダ シャトルがマイナーチェンジを果たした。
フィットクラスのボディサイズのリアセクションを延長したスポーティワゴンがホンダシャトル。
搭載されるパワーユニットはフィットと同じ1.5L i-DCDハイブリッドと1.5L NAの2タイプでパワートレーンに変更なし。
下2つがのマイナーチェンジ前のエクステリア画像。テールゲートにシルバーのガーニッシュなどが入っていた。今回のマイナーチェンジでリアコンビランプの赤い部分がテールゲートに延びるデザインとなり、ワイド感を強調している
今回のマイチェンではフロントバンパー下部の形状がスッとワイドに広がるようなデザインに変更され、よりワイド感と低重心感が強調されたのがポイント。
リアスタイルはコンビランプデザインがワイド感を強調するデザインに変更されている。
インテリアでは加飾部にピアノブラックを採用するとともにシート表皮デザインを変更。従来は設定のなかった本革シートも選べる。
ベースはフィットなので低床フラットフロアを活かした室内空間が魅力。後席は前倒させてフラットで広い荷室空間を作ることが可能だ
●ホンダシャトル ラインナップと価格
・ハイブリッドホンダセンシング……FF 211万8960円/4WD 231万3360円
・ハイブリッドXホンダセンシング……FF 237万4920円/4WD 256万9320円
・ハイブリッドZホンダセンシング……FF 255万9600円/4WD 272万1600円
・Gホンダセンシング……FF 177万5520円/4WD 196万9920円
■スバル WRX S4/STI(一部改良・6月27日発売)
スバルのWRX S4/STIが一部改良されて、6月27日に発売。
WRX STI
ハイビームアシストが作動する車速が40→30km/hになったほか、S4はフロントグリルのデザインを変更。
メッキモールを追加してウィングモチーフを強調し、よりスポーティなデザインとしたほか、18インチアルミホイールの色をダークガンメタリックからブラックに変更した。
STIはフロントフォグカバーを新デザインに変更、STI typeSには切削光輝の19インチアルミホイールを採用した。駆動方式はS4/STIともにAWD。
変速機はS4がCVT、STIが6MTとなる。地味だがトランクの開閉方法も変更された。
●価格:336万9600円~
■レクサス RC F(マイナーチェンジ・5月13日発売)
レクサスのスポーツクーペである「RC F」がマイナーチェンジされた。
搭載されている5L V8自然吸気エンジンは出力も若干向上。4psアップし481ps、0.6kgmアップし54.6kgmとなった
主な改良点は軽量化と空力の改良、高性能バージョンのパフォーマンスパッケージの設定だ。従来型比で約20kg軽量化し、これにより運動性能が向上した。
トレッドパターンの一本一本、コンパウンド材質にまでこだわったタイヤを新開発。エンジンマウント、サスペンションメンバーブッシュ、ステアリングラックブッシュの剛性を高め、サーキット走行での優れた操安性を確保。エンジンのスロットル制御も改良し、レスポンスを向上させた。
エクステリアも空力を向上させるため、フロントスポイラーのコーナーにカナード形状を取り入れてダウンフォースを向上。サイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状を作ってリアタイヤ周辺の乱気流を抑制した。
パフォーマンスパッケージはカーボンセラミックブレーキや固定式のカーボンリアウィングを採用、カーボン素材の外装部品への装着で、従来型に比べて70kgの軽量化を実現している。
●価格:1021万909円~
■フィアット 500X(マイナーチェンジ・5月18日発売)
フィアットのコンパクトSUVである「500X」がマイナーチェンジ。
500Xと500Xクロスの2モデルが用意され、クロスはLEDヘッドライトなど装備がさらに充実する
前後バンパーのデザインが一新され、よりSUVらしくなった。エンジンには新世代のオールアルミ製1.3L直4ターボエンジンを搭載。
従来モデル比で11ps増の151ps、2kgm増の27.5kgmを発生させつつ燃費も10%向上させた。
トランスミッションは6速乾式DCT。そのほか、レザーステアリングホイールや前後シートヒーターなどを装備する。
●価格:298万円~
■BMW 8シリーズディーゼル(モデル追加・5月20日発売)
新型BMW 8シリーズにディーゼルモデルが追加された。
新型3シリーズに搭載されているパーキングアシストと同じリバース・アシスト機能も装備する
新開発の可変シーケンシャルツインターボを搭載した直6、3Lクリーンディーゼルエンジンを搭載し最高出力/最大トルクは319ps/69.3kgmと非常にパワフルになっている。
クーペ2モデル、カブリオレ2モデルがそれぞれ発売。今年の夏以降には自動運転レベル2の「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」も搭載される。
●価格:1237万円~
■BMW MINIクラブマン ブルーノートトーキョーエディション(特別限定車・5月22日発売)
BMWミニクラブマンに日本のジャズの聖地であるブルーノートトーキョーとコラボレーションした、ジャズをテーマにした特別限定車ブルーノートトーキョーエディションが発売された。
ブルーノートトーキョーはニューヨークにあるジャズクラブ、ブルーノートの系列店だ
ピアノをイメージした「ミッドナイト・ブラック」と、ブラス・セッションを連想させる「ホワイト・シルバー」の2モデルを用意。
五線譜と楽器の弦をモチーフにしたオリジナルデザインのブルーのストライプを採用するなど、限定感を演出している。
●価格:447万円
■BMW 3シリーズ ディーゼルモデル(モデル追加・5月23日予約開始)
BMW 3シリーズにディーゼルモデルが追加され、予約が開始された。9月下旬より順次納車が開始される。
320d
330e
ディーゼルモデルは320dと320d Mスポーツの2グレードを用意。
低回転域と高回転域で切り替わる2ステージターボシステムをBMWとして初採用する2L直4ツインパワーターボディーゼルエンジンを搭載。
スペックは190ps/40.8kgm。4WDモデルのみとなるが、安定走行時は100%後輪にトルクを配分するFR走行も可能だ。
プラグインハイブリッドモデル、直6エンジン搭載のM340iも同じく予約が開始されたのであわせて紹介しよう。
M340i
330e Mスポーツは先代モデルから容量を約80%拡大した10.3kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみで最高速度120km/h、最長59kmのEV走行が可能。
3L直6ターボエンジンを搭載するM340iのエンジンスペックは387ps/51kgmを誇り、サーキット走行を想定した各種Mスポーツ装備を搭載。デザインもアグレッシブなデザインに変更されている。
●価格:578万円~
■プジョー 308(一部改良・5月7日発売)
プジョー308が一部改良された。
プジョー308
欧州環境規制EURO6.2に対応した新型1.2Lガソリンエンジンを搭載したほか、ATが6速から8速になった。
この8速ATを搭載したことで、3種類のドライブモードが選択可能になった。ACCを標準装備、カープレイに対応するプジョーミラースクリーンを搭載する。
●価格:283万9000円~
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