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いまは「手を出す」べきじゃない! 旧型「86&BRZ」の中古市場が「高騰気味」だった

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いまは「手を出す」べきじゃない! 旧型「86&BRZ」の中古市場が「高騰気味」だった

 新古車は新車価格を上まわるプレミア価格となっている

 ついに新型となるGR86&BRZが発表され、あとは発売を待つだけという状況になった。すでにどちらのモデルも初代モデルの新車販売は終了し、次期型はBRZが今年の夏、GR86が今年の秋の発売となっているため、現在どうしても購入したいという場合は、初代の中古車しか選択肢がないということになる。

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 では、現在86&BRZの中古車相場はどのような状態になっているのだろうか?

 まず、BRZに関しては昨年2020年7月ですでに受注が終了しているため、中古車のなかには新古車のようなものは存在していない状態だった。

 一方の86は今年の2月辺りが最後の注文のチャンスだったらしく、現在も公式サイトは存在しているものの新規の注文は出来ない状態。

 現在、中古車としてはそのタイミングで発注したと思われる走行距離十キロ台の新古車がいくつか販売されているのだが、どれも新車価格を若干上まわるプレミア価格となっている。

 いま86&BRZの中古車を購入するのは得策ではない

 逆にもっとも安い部類の個体をチェックしてみても、乗り出し100万以下で購入できるものは、執筆時点では見つけることができなかった。販売終了が発表される前の段階では、AT車や過走行車であれば100万円を切るものも見つけることができていたのだが、絶版車となったことで全体的な相場も上がったと推測される。

 そのため、どうしても新車に近い状態の初代86が欲しい! という人でない限り、今のタイミングで86&BRZの中古車を購入するのは得策ではないというのが現状だ。

 恐らく、新型が正式に発売された段階で初代ユーザーの乗り換えも多数発生し、市場に良質な中古車も多く流通するだろうから、そのタイミングを狙うのが最適と言えるのではないだろうか。

 万が一、新型の評価が著しく低くなった場合は初代の市場価格が高騰する可能性もゼロではないが、プロトタイプの評価を見る限りその可能性は限りなく低そうだから、やはり、初代86&BRZの中古車に関しては「待ち」が最適解ということになりそうだ。

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みんなのコメント

6件
  • 値下がりして若い子たちが就職して勇気を出して買えるようになって欲しい。
  • 新型はパワーウェイトレシオで10%アップ、中間トルクも厚い、マスはより中央へ低重心へ
    →速さで新型が負ける要素は無い
    気になる自動車税は
    旧型 19年10月以前 2L以下  39500円
    新型 19年10月以降 2.5L以下 43500円
    年4000円しか変わらない
    →旧型の高年式は値崩れ、低年式は80-100万が底値
    が私の予想です
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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