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新型キャデラック CT5、発売開始! ラグジュアリーセダン界に激震を起こす新たな刺客

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新型キャデラック CT5、発売開始! ラグジュアリーセダン界に激震を起こす新たな刺客

Cadillac CT5

キャデラック CT5

新型キャデラック CT5、発売開始! ラグジュアリーセダン界に激震を起こす新たな刺客

ファストバックスタイルのミドルセダン

GMジャパンは、2021年1月16日にファストバックスタイルを採用する最新ミドルクラスセダン「CT5」を国内発売。「プラチナム」(560万円)及び「スポーツ」(620万円)の2グレード展開とし、2021年3月のデリバリー開始を予定している。

CT5は、フロントエンジンの後輪駆動及び全輪駆動モデルに対応した、GMのコンパクト~ミッドクラス用プラットフォーム「アルファ」がベース。ATSやCTSで導入した超ハイテン材やアルミ材を最適配置したハイブリッドアーキテクチャーは、優れたパフォーマンス性能を支える頼もしい車台としてすでに確固たる定評を得ている。

ライバルはEクラスや5シリーズ

CT5のボディ寸法は全長4925mm×全幅1895mm×全高1445mm、ホイールベースが2935mm。メルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズ、アウディ A6といった、いわゆるEセグメントに属するエグゼクティブ向けラグジュアリーセダンだ。

2016年のペブルビーチでキャデラックが公開したコンセプトカー「エスカーラ(スペイン語で“スケール”の意」に範をとり、伸びやかな体躯に映えるファストバックスタイルを採用。最新のキャデラックに共通する彫刻的なラインと、LEDライトの描き出す独特のグラフィックと組み合わせることで、近未来的な佇まいを実現している。

前後席のスペースはセグメントトップ

いかにもアメリカ生まれのラグジュアリーカーらしく、キャビンにはたっぷりとしたサイズの上質なレザーシートや快適装備を完備。フロント/リヤシートともに、セグメントトップクラスの広さを確保している。

さらに、シートにはベンチレーションやヒーター、マッサージ機能を用意。ノイズキャンセル機能付きBOSEサウンドシステム、イオン発生除菌機能付きエアコンを全車に装備する。

ダッシュボード中央には、Apple CarPlay/Android Auto対応の10インチタッチスクリーンを配備。日本仕様のCT5には、GMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」も標準装備しているので、データ更新のストレスなく常に最新の地図を利用することができる。

後輪駆動と全輪駆動をラインナップ

エンジンは240ps/350Nmの2.0リッター直列4気筒ガソリンターボユニットを搭載。直噴システムやアイドリングストップ、気筒休止機能により好燃費を達成するとともに、ツインスクロールターボを採用して低回転域からの優れたレスポンスを実現している。組み合わせるのは、エンジンの旨味を幅広い領域で最大限に引き出し、スムーズなマナーを演出する10速ATだ。

駆動方式は「プラチナム」が後輪駆動、「スポーツ」にはアクティブAWDを採用しており、後者は走行モードに合わせて前後駆動トルク配分を最適化。シフトスケジュールやステアリング及びブレーキレスポンス、排気サウンドも「ツアー」「スポーツ」「スノー/アイス」、そして任意の「Myモード」の4モードに切り替えることができる。

戦略的なプライスタグを提示

ACCや360度ビジョン、衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、レーンキープアシストといったADAS(先進安全運転支援機能)関連はすべてのCT5に標準装備。デジタルミラーやヘッドアップディスプレイ、12インチ液晶メーターディスプレイ、ハンズフリーパワートランク、オートライト機能付きLEDヘッドランプなど、先進装備の数々もすべて“デフォルト”で装備している。

ラグジュアリーセダンの競合地図に加わった、アメリカからの刺客。なにより、装備内容と車格を考えると、欧州ライバル勢に比較してCT5の車両価格はとても戦略的といえる。商品力の高さを武器に、Eセグメントのバトルにひと波乱を巻き起こすかもしれない。

【車両本体価格(税込)】

キャデラック CT5 プラチナム:560万円

キャデラック CT5 スポーツ:620万円

【SPECIFICATIONS】

キャデラック CT5 プラチナム

ボディサイズ:全長4925 全幅1895 全高1445mm

ホイールベース:2935mm

車両重量:1680kg

エンジン:直列4気筒DOHCターボ

総排気量:1997cc

ボア×ストローク:83.0×92.3mm

最高出力:177kW(240ps)/5000rpm

最大トルク:350Nm/1500-4000rpm

トランスミッション:10速AT

サスペンション:前マクファーソンストラット 後マルチリンク

ブレーキ:前後ディスク

駆動方式:RWD

タイヤサイズ:前後245/45R18

【問い合わせ】

GMジャパン・カスタマー・センター

TEL 0120-711-276

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みんなのコメント

1件
  • キャデラックは好きなだけに、こんなカッコ悪い、安っぽいセダン作ってほしくなかった。
    そして左ハンドルのみ、値段は高め。

    まあ、マーケットを撹乱するっていうより、自分が錯乱しているような、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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