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キドニーグリルが超デカっ! BMW新型「M4クーペ」とレース仕様「M4 GT3」登場

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キドニーグリルが超デカっ! BMW新型「M4クーペ」とレース仕様「M4 GT3」登場

■M4 GT3はM6 GT3に代わり2022年から本格的にレース出場

 BMW M社は2020年8月20日、オーストリアにあるレッドブルリンクで、BMW新型「M4クーペ」のプロトタイプとレース仕様の「M4 GT3」を発表した。

【画像】お披露目された新型M4クーペとM4 GT3を画像で見る(16枚)

 週末の8月21日から23日に、レッドブルリンクで開催されるMotoGPの第6戦、スティリアGPは「BMW M Grand Prix of Styria」としてBMW M社がタイトルスポンサーとなっており、決勝レースのグリッドには新型M4クーペとM4 GT3の2台が並ぶ。まだ発表・発売前のプロトタイプであることから、今回は特別にデザインされたカモフラージュルックのデザインで登場する。

 レッドブルリンクで自らハンドルを握り、新型M4クーペを試乗したBMW M社のCEOであるマルクス・フラッシュは「新型M4クーペとM4 GT3を一緒に発表できることを大変うれしく思っています。タイトルスポンサーとして、この特別なプレミアを開催するには、これ以上の場所は考えられません」とコメントする。

「M4クーペとそのモータースポーツモデルであるM4 GT3は、BMW M社のアイコンであり、モータースポーツから量産車への技術移転の典型的な例です。当初からこの2台は並行して開発されているので、同じ遺伝子を持っています」

 2020年9月に同時に発表される新型M3セダン、M社のほかのハイパフォーマンスカーと同様、新型M4 クーペにもふたつのパフォーマンスバージョンが用意されている。ひとつは最高出力480ps+6速MTを搭載した通常モデル、もうひとつは510ps+8速Mステップトロニックトランスミッションを搭載したコンペティションモデルだ。

 新型M3セダン/M4クーペに搭載される3リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、現行型モデルと比較して、最高出力を49ps(コンペティションモデルは60ps)向上されており、最大トルクは650Nmに達する。高性能パワーユニットは、当初からモータースポーツから直接取り入れた性能特性に基づいて開発されている。

「ZF BMW M4 DTM」でドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参加するオーストリア人ドライバー、フィリップ・エングは、「M4 GT3をスターティング・グリッドに乗せるのが待ち遠しいです」とコメント。「M4 GT3はすでに2021年の最初のレースへの参加を表明しており、競争力のあるコンディションでどのようなパフォーマンスを発揮するかを証明することができるでしょう。M4 GT3は、BMW M社の長年にわたる成功の伝統を継続するために必要なものを持っていると確信しています」

 2021年の一部のレースイベントを経て、2022年からM4 GT3は、最終的にBMWの最上位モデルとして、現在の「M6 GT3」に取って代わることになる。2016年以来、M6 GT3はBMW Mモータースポーツで活躍しており、デビュー年にはすでにスパ・フランコルシャン24時間レースで優勝、その2年後にはこの成功を上回るダブル優勝を果たしている。

※ ※ ※

 今週末に開催のMoto GP第6戦「BMW M Grand Prix of Styria 」の優勝者には、2021年モデルのBMW M4クーペが贈られるという。

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