2022年に入り各社から続々とEVの最新モデルが発売されている。ここからは編集部が厳選した注目の6台の実力評価をレポートします。
トヨタ『bZ4X』
見た目はカングーそのものながら中身が激変した新型「カングー」4つの進化ポイント
SUBARUと共同開発したリース専用モデル
操作性 ★★★☆☆ 実用性 ★★★★☆ 爽快感 ★★★☆☆
初心者でも安心して乗れるリース専用EV
トヨタが初めて本格的に販売するEV『bZ4X』が今年5月に発売された。ただし同社はリース販売という形をとっている。その理由は、電池のメンテナンスや再利用、残価設定への不安など様々な問題を解決しやすくするためだとしている。
開発についてもSUBARUとの共同で実施。SUBARUから開発責任者がトヨタに出向し、プロダクトをまとめるという方式で行なわれた。基本的なコンポーネンツや装備類は両社同じ内容で進められたが、最終的な味つけについては個別に行なったという。
トヨタ側は「初めてトヨタユーザーに乗ってもらうEV」ということで、あえてユーザーターゲットを決めず誰もが手軽に乗れてEVの走りに親しんでもらうことを目標とした。そのために重視したことは一充電当たりの航続距離をできるだけ伸ばすことだった。
そのため、操作系などを含め、できるだけシンプルなクルマ造りを心がけたという。結果として電力消費率もアップした。カタログ値で128Wh/kmという数値は『bZ4X』より車体が小さく、軽量なEVよりも低電費を実現している何よりの証拠。
ところで車名の『bZ4X』はトヨタ車の中ではかなり変わった名称で、正直覚えにくいが「bZ」というのは「beypnd zero」(ゼロを超えた価値)を目指した専用プラットフォーム記号を指す。「4」はこの後9車種発売する新型EVの中での車体の大きさ。「X」は車体の形状を表わしているという。
今回、試乗したのはZグレードのFF車。フロントにモーターを1基搭載している。現行の『RAV4』に近いサイズのボディーは横長で極細のドライビングライト、ヘッドライト、グリルなしのデザインが特徴。充電は普通充電と急速充電の給電口が左右のフロントフェンダー後部に設けられている。
車両を受け取った時の航続距離は418kmと表示されているが、何%充電されているかの表示は出ない。さらにエアコンをオンにすると航続距離がエコモードでも70km近く減少した。コンソール上のダイヤルを左右に回して、走行モードを選択。走り出してからの『bZ4X』はかつての80点主義のトヨタ車のように、誰もが普通に乗れるEVに仕上がっている。
インパネはシンプルで立体的。運転席前のメーターはハンドルの上から見るスタイル。運転者の視線移動を抑えるため採用された。
前席の着座位置はやや低め。後席もやや低めの着座位置だが身長170cmが限界。顔の横に小窓付きのCピラーがあり圧迫感あり。
センターコンソール前方の走行モードダイヤルは左右方向と下方向の動きでシフトする。ドライブモードはエコ/ノーマル/スノー。
Wガラスルーフは電動サンシェード付き。ソーラー充電システムをルーフに装備するとWガラスルーフを選ぶことはできない。
取材・文/石川真禧照
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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構成/DIME編集部
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EVなんだから実力なんてあって当たり前。
ないなら買わん。