1月11日から開幕した東京オートサロン2019。今日(1月13日)はいよいよ最終日。埼玉自動車大学校は、RX-8をベースに、奇想天外だが、まわりをほっこりさせてくれるカスタムカーを展示している。
RX-8の“8”から“ハチ”へ、そして“蜂”へとアイデアは膨らむ
バリスが展開する“チョップドカーボン”【東京オートサロン2019】
“いったいなんなんだ?”と、見るひとの注目を浴びる一台。実はこのカスタムカーのベースは、SE3P型RX-8。スポーティカーならではのカスタマイズが施されているのかと思いきや、なんとラブリーな“蜂”の姿に変身。
RX-8の“8”から発想し“蜂”を思いついたそうだが、RX-8のスピード感や機動力に連動できるよう、同様の特性をもつ“蜂”に見立てて表現されているというから驚かされる。
「わたしたちの意見を先生が尊重してくれて、この作品を作ることになりました。ボディは、蜂の有機的な質感を再現できるようファブリック素材を使用したりと、各部にいろいろなテーマを持たせて製作しています」というのは、笑顔も素敵なカスタムボディ科の山本さん。
インパクトあるエクステリアだけでも十分楽しめるが、まだまだチェックしたいポイントは多数。
「インテリアもみてください。シフトノブは蜂の針を、シフトブーツは6角形になるようステッチを入れて蜂の巣をイメージしています。あと、シートの背もたれ部分には蜂蜜が垂れているようなデザインを施しています」(前出の山本さん)。
徹底してRX-8を“蜂”に変身させた、このモデル。細部に盛り込まれたその発想力をこの目で確かめてほしいところだ。
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