プジョーは7月18日、ドライバーのニコ・ミューラーがWEC世界耐久選手権の2024年シーズン終了後にチームを離れると発表した。32歳のスイス人ドライバーは、11月のバーレーン8時間レースがプジョー9X8での最後の仕事となる。
これに先立ち、ミューラーがフォーミュラEのアプト・クプラ・フォーミュラEチームと袂を分かつことが、今週初めに確認されていた。
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ミューラーは2022年後半にジェームス・ロシターの後任としてプジョーに加入。ロシターはケビン・マグヌッセンの後任として一時的にプジョーに加わっていた。マグヌッセンはWECプログラムが始まる前に、F1に復帰するためにこのフランスのブランドを離れていた。
その年のバーレーン、このチームでの初出場で4位に入ったことは、WECのトップクラスにおけるミューラーのここまでの最高成績となっている。
ミューラーはステランティス・モータースポーツから、プジョーに残り、姉妹ブランドのマセラティでフォーミュラEに参戦するというオファーを受けていたと思われていたが、プジョーからの離脱はこれが拒否されたことを示している。
代わって彼は、フォーミュラEではポルシェと提携するアンドレッティのカスタマーチームに移籍することが強く噂されている。
もしその移籍が実現した場合、それがWECでのミューラーの将来に対して何を意味するのかは不明だ。それは、ポルシェが彼にデュアルプログラムを許可するかどうかにかかっている可能性があるからだ。
一例として、ポルシェ・フォーミュラEのワークスドライバー、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、今シーズンのWECでJOTAスポーツとの関係を継続することをポルシェから阻止されている。
JOTAは2025年にキャデラックと提携する予定であるため、ミューラーがWECとフォーミュラEのコミットメントを組み合わせることができれば、ポルシェのカスタマーチームであるプロトン・コンペティションが彼の可能性のある行き先ということになるだろう。
一方、プジョーは、ミューラーの後任として、リザーブドライバーのマルテ・ヤコブセンを昇格させる可能性が高そうだ。ヤコブセンは現在、宮田莉朋、ロレンツォ・フルクサと組み、クール・レーシングからELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスに出場している。
今年初め、ヤコブセンが2025年のレースシートを獲得する可能性について尋ねられた際、プジョーの技術責任者であるオリビエ・ジャンソニは「才能のあるドライバーがいるのはいつでも良いことだ。彼は非常に才能があり、ミスもほとんどないようだ」と述べていた。
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