2021年2月20日、ホンダが日本市場向けの新型車となる「GB350」の一部情報を同日オープンしたオンラインイベント「Honda Motorcycle Fes 2021」で公開。普通二輪免許で乗れる新たな空冷単気筒モデルとして国内で発売される予定だ!
ホンダ「GB350」は、インドのハイネスCB350とは少し異なる模様
話題の「ハイネスCB350」の日本版が明らかに!
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インド・ホンダが昨年秋に発売を開始したハイネスCB350。クラシックなスタイルやシックなカラーリング、スチール製のフレームや空冷バーチカルシングルエンジン、ツインショックといった60年代のスポーツバイクを想わせる古典的でオーソドックスな造りに、LEDヘッドライトやPGM-FI、ABSなどの現代的な装備を巧みに融合。
軽快で扱いやすく、しかも上質でクラシカルな雰囲気を堪能できるモデルとしてインド本国でも大人気となっているが、発表当時から日本での発売を望む声も多かった。
そして、そんな日本の多くのライダーの声に応えるために、ついにハイネスCB350をベースに用意された日本向けモデルが登場。1997年まで販売されていたGB250など、80~90年代に販売されていたクラシカルなスタイルのシングルスポーツ・GBシリーズの名を復活させた、「GB350」という車名で姿を明らかにした。
現時点で得られた写真から「GB350」の外観をチェック、ハイネスCB350の違いなども確認してみよう。
「GB350」のスタイリングは、丸みを帯びたボリュームのある燃料タンクやシートをはじめとするクラシカルなフォルム、シンプルなデザインの空冷単気筒エンジンや、マフラーをはじめ各部に採用されているメッキパーツなど、基本的にハイネスCB350を踏襲した落ち着いた雰囲気のものだ。
しかし、異なっている点がいくつかある。
わかりやすいのは前後フェンダー。ハイネスCB350はフェンダーもメッキ仕上げとされていたが、「GB350」ではマットブラック仕上げとされ、ややスポーティな雰囲気になっている。タンデムステップホルダーもハイネスCB350はシルバーだったが、同じく「GB350」ではマットブラックだ。
また、今回公開された「GB350」の写真のボディカラーはマット仕上げのブルーだが、インド本国で販売されているハイネスCB350のカラーラインナップに、このカラーは存在していない。
細かな部分で言えば、装着されているタイヤも異なる。ハイネスCB350はインドのタイヤメーカー・MRF製のタイヤなのに対し、「GB350」ではダンロップのアローマックスGT601が装着されている。また、フロントナンバーホルダーや、フロントフォーク側面のリフレクターも、ハイネスCB350にしか備わっていない。
逆に言うと、目に見えて分かる両車の違いはこの程度ということ。
スチール製のセミダブルクレードルフレーム、前後のサスペンションやブレーキ、ホイール、空冷単気筒エンジン、灯火類などを写真で比較する限り、同じものを採用していると思われる。シーソー式チェンジペダルもそのままだ。
また、160km/hスケールのアナログ速度計に補助液晶を組み合わせたコンパクトなメーター自体も両車で共通。さらにABSやHSTC(セレクタブルトルクコントロール)のインジケーターもそのままなので、それらの機能も「GB350」に採用されている。
このように「GB350」は、ハイネスCB350の高い完成度を備えるメカニズムや装備をそのまま受け継いだモデルであるといえそうだ。
【参考】「ハイネスCB350」の主なスペック
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
[ アルバム : 【写真33枚】ホンダ「GB350」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
まとめ:小松信夫
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みんなのコメント
値段もインドでは30万円弱だし国内でも250買うより安そうだ。
大型から体力と気力に合わせてサイズダウンしてきたがこれもよさそう。
21馬力にトルクも3kgと日本国内で使う分には不足も無く丁度いい感じだ。