■トヨタの斬新「6ドアミニバン」!? 「F3R」とは
日本の定番ファミリーカーとして人気を集める「ミニバン」。盛況のうちに幕を閉じた「ジャパンモビリティショー2023」でも、トヨタ「カヨイバコ」、日産「ハイパーツアラー」など、国内各メーカーは様々なコンセプトモデルを出展し、次世代ミニバンの可能性を提案していました。
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ホンダ「ステップワゴン」や日産「セレナ」など、ミドルサイズのミニバンが好調なセールスを記録していた2006年、トヨタはミニバンの未来を予見するようなコンセプトモデル「F3R」をデトロイトモーターショーで披露しました。
F3Rは「Living Room On Wheels(車輪付きのリビングルーム)」をテーマとした3列シートのコンセプトミニバン。家族や仲間との快適な移動をサポートする従来のミニバンの形を拡張し、家族や仲間が移動しながら快適にくつろげるリビングルームのような空間を提案したのです。
F3Rは左右3枚ずつの6ドア仕様の3列シートで、大人8名がゆったりと快適に座ることができます。1枚目は通常のヒンジドアですが、2枚目と3枚目は大開口の観音開きとしたユニークなスタイルを採用。2列目/3列目シートへの乗降性を高めています。
注目すべきはそのシートアレンジです。運転席はリクライニングと回転が可能で、助手席はリクライニングすることで快適なベンチに様変わり。2列目シートは分割して折りたたむと、3列目シートと合わせて、リビングルームにあるようなソファになります。さらに2つのフラットパネルビデオスクリーンを装備。乗員はいつでも好きなときに映画やゲームを楽しむことができます。
エクステリアはくさび形のフロントグリルなど、やや古臭い感じが否めませんが、大きなハコ型のボディスタイルやエンターテイメントスペースにもなる室内空間は今見ても新鮮さを失っていません。残念ながら市販化されることはありませんでしたが、そのコンセプトは今もトヨタのミニバンづくりに活かされています。
ミニバンの室内空間をリビングルームのようにできる回転対座シートは、安全性やコストの面から廃れてしまいましたが、映像配信サービスの増加や通信環境の進化などにより、室内をエンターテイメントスペース化するニーズは高まっています。
近年のミニバンは環境性能や安全性・快適性が進化。レクサスの高級ミニバン「LM」など、ラグジュアリー化を極めたモデルも登場しています。
ミニバン需要は新興国でも高まっており、日本のみならず、グローバル市場をターゲットに多様なニーズに応えるモデルが求められそうです。
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