600名の応募から選出された3名のデザイン
現在、ドイツ・ミュンヘンでは「IAAモビリティ 2023」、ミュンヘン・モーターショーが開催中。その中でスウェーデンのポールスターは、学生デザインコンテストから生まれた3種のアイデアを融合させた、電動ハイパーカー・コンセプトを発表した。
【画像】学生のデザインをカタチに ポールスター・シナジー・コンセプト 量産車の1から試作車の5まで 全89枚
原寸大のモックアップ、デザイン検討用の模型として展示されたもので、走行性能と高度な技術的背景、持続可能性などを主なテーマに掲げている。自然もインスピレーションの源になったという。
世界各国から600名のデザインを志す学生が参加し、最終選考へ10名が選出。その中から3名の優勝者が選出された。フランスの学生2名の案がボディのスタイリングへ、中国の1名による案がインテリアへ、それぞれ展開されている。
優勝した3名は、ポールスターのデザインチームとともに6か月間のワークショップへ参加。全長4650mm、全高1070mmというシルエットを持つ、コンセプトカーのモックアップを仕上げたそうだ。
シュモクザメからもインスピレーション
スタイリングの特徴といえるのが、大きく張り出したホイールアーチや、路面へ迫るフロントスプリッター、水平に伸びるテールライトなど。ポールスターによれば、シュモクザメからもインスピレーションを受けたという。
キャビンは、スポーティなシートが1脚据えられたシングルシーター。レーシングハーネス、バイザー状のデジタルモニターがシリアスな雰囲気を生んでいる。各所に小さなサブモニターが配され、駆動用バッテリーの充電量や外気温などが表示される。
ステアリングホイールは、飛行機の操縦桿に似たヨークスタイル。そこにも、小さなモニターがレイアウトされている。
ポールスターのデザイン部門を率いるマクシミリアン・ミッソーニ氏は、次のようにコメントを寄せている。「今年のコンテストのストーリーでは、パフォーマンスだけでなく、コラボレーションも重視されました」
「チームとして優勝案を実物大のモデルにすることで、夢の現実化へ導くことができ、誇りに思います。デザインを志す学生へ、このような露出の機会が訪れることは滅多にありません」
「インスタグラム上では、ポールスター・デザイン・コミュニティが好調です。今年製作した原寸大モデルは、世界中のポールスターの拠点を巡る予定です。それによって、一層ブランドの魅力は高まるでしょう」
ホットホイールとのコラボレーション計画も
あくまでもデザインコンテストの結果ということで、シナジー・コンセプトの量産予定はない。だが、ミニカー・ブランド、ホットホイールとのコラボレーション計画が同時に発表されている。
次のデザインコンセプトのテーマへ反映されるほか、ホットホイールのモデルとして、われわれの目を楽しませてくれる可能性はある。
ちなみにポールスターは、2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、シャープなスタイリングの5 GTをお披露目。2023年初めには、クロスオーバーの3も発表した。
500台限定生産のロードスター、ポールスター6は2023年に公開。量産開始前ながら、既に完売している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
クルマの希望ナンバー「358」なぜ人気? 意味が分かれば「1031(天才!)」かも!? 語呂合せじゃない「謎の数字」の由来とは?
「ハコスカ」にAT車があった!? 3台の日産GC10型「スカイライン」を乗り継いできたオーナーは、なぜ懐かしの「RSワタナベ」を選んだ?
EVが内燃車に追いつく日! 2026年、所有コストが同等に――バッテリー急落&中古拡大が生む大転換点とは?
【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
走りもすごいようだけどお値段もすごそう