日本では2013年6月に発売が開始されたホンダのセダン アコードPHEV(日本での表記は「アコード プラグイン ハイブリッド」)。ここでは、5代目以来の日米共通のボディとなった本モデルの、米国での試乗の様子をプレイバック!(本稿は「ベストカー」2013年6月10日号に掲載した記事の再録版となります)
文/撮影:ケニー中島
日本モデルはEV走行37.6km! 中古で一考の価値あり 2016年に販売終了したホンダ アコードPHEV 海外試乗プレイバック
■「2L直4+2モーター」でEPA複合モードの電費は48.9km/L!
PHEVのフロントマスクは、バンパー下まで拡大した開口部と大型化したクロームのバーの採用で、ノーマルのアコードに比べるとかなり大胆でアグレッシブな顔つき
先代が「インスパイア」として国内販売されていた北米アコード。
ガソリンモデルには2.4L直4と2.5LV6のエンジンをラインアップし北米市場ではクーペとセダンを揃え、超激戦区のミッドサイズセダンセグメントでカムリと販売台数のトップを競っている。
夏に2モーターのハイブリッドモデルが追加されるが、それに先駆けること約半年、今年1月にホンダ初となるPHEVモデルが加わった。
以前のアコードHVはV6ハイブリッドで、あくまでも高出力のハイエンドモデルという位置づけで、燃費重視の市場ニーズに応えきれなかったとの反省から、新型はライバルのカムリHVと同じ4気筒エンジンとの組み合わせになっている。
新たに開発された「スポーツ・ハイブリッドi-MMD」は、142psを発揮する2L 4気筒のアトキンソンサイクルエンジンに124KWの走行用と発電用の2モーターからなる電気CVT。直接エンジン出力を駆動系に伝える多板クラッチで構成される。
車線逸脱警告(LDW)や衝突警告(FCW)アダプティブクルーズコントロールといった安全装備をはじめ、ホンダリンク、8インチ画面のナビなど豪華装備満載
後席の居住性はレジェンドほどではないが充分な広さ。シート表皮はレザーではなく専用のバイオファブリック
駆動方式はFFで、走行モードはモーターのみで走行する「EVドライブモード」、エンジンで発電した電力でモーターを駆動するいわゆるシリーズハイブリッドの「ハイブリッド・ドライブモード」、モーターを介さずエンジン直結クラッチで直接駆動する「エンジン直結ドライブモード」の2つを用意。
特にエンジン直結モードはホンダ独自でガソリン車と遜色のないダイレクトな走行フィールを楽しむことができる。もちろんモーターのみの走行でもパワー不足を感じることはない。
142psを発生するアトキンソンサイクルの2L直4エンジンに124kWのモーターを組み合わせる
気になる燃費はEPA複合モードの電費で約48.9km/L。
リチウムイオンバッテリーはHVが1・2Hなのに対し、PHEVは6.7Hと容量が増やされており、EVモードで最大24kmの走行が可能だ。
北米での充電時間は120Vの家庭用電源で2時間以内、240Vで1時間以内とプリウスPHVの半分
■日本仕様はこうなる!
2013年6月に国内導入されるのはアコードハイブリッドセダンのみで北米仕様に準じたエクステリアとインテリアとなる。
アコードHVはJC08モード20.0km/Lという驚きの数値だ。今回試乗したPHEVの日本仕様は官公庁及び法人向けリースが予定されている。
■ホンダ アコードPHEV主要諸元
・全長:4910mm
・全幅:1850mm
・全高:1465mm
・ホイールベース:2776mm
・車両重量:1722kg
・パワートレーン:2L直4+2モーター
・エンジン出力&トルク:142ps/16.8kgm
・モーター出力:168ps/21.2kgm
・システム出力:196ps
(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
【画像ギャラリー】日本仕様の公式画像も掲載 ホンダアコードPHEVをギャラリーで見る(21枚)
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