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ロールス・ロイスが「ドロップテイル」を公開! ブランドの近代史上初のロードスター・ボディスタイル

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ロールス・ロイスが「ドロップテイル」を公開! ブランドの近代史上初のロードスター・ボディスタイル

 ロールス・ロイス・モーター・カーズが、コーチビルド・ストーリーの次章となるロードスターモデル「ドロップテイル」を公開しました。

 ハウス・オブ・ラグジュアリーとして、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、カスタマーの野心とラグジュアリーに対する個人的な規範を反映した、パーソナルで深い意味を持つラグジュアリー製品の創造を常に追求しています。

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 そしてロールス・ロイスの比類なきビスポーク能力は、美しいハンドクラフトで、真に個性的なロールス・ロイス・モーターカーを依頼することで、カスタマーがこれらの願望を実現することを可能にしました。

 この卓越した、深く個人的な体験をさらに高め、既存のロールス・ロイス製品の枠を超えたいと願う、ごく少数の人々。このような意欲的で目の肥えた顧客は、ブランドのデザイナー、エンジニア、職人と直接仕事をし、ブランドの製品ポートフォリオを超えた、完全にユニークなロールス・ロイスのモーターカーを開発する機会を求めています。これがロールス・ロイス・コーチビルドです。

 そして今回発表されたドロップテイルは、それまでのロールス・ロイスの4人乗りの慣習から解き放たれた、ロードスターのルネッサンスを象徴するボディタイプとなっています。

 20世紀の最初の数十年間、ロールス・ロイスはコーチビルダーにシャシーを供給し、コーチビルダーは特別注文のボディを追加。ヨーロッパの顧客が4ドアで運転手付きの壮大なサルーンに惹かれたのに対し、アメリカの若く大胆な世代の顧客は2ドアで2シーターのロードスターボディを指定しました。

 そうすることで、これらの自己主張が強く自信に満ちたセルフ・ドライバーは、ブランドの伝統的な、よりフォーマルなコードを破壊したのです。

 ロールス・ロイス・ドロップテイルは、これらの価値観を極めて現代的に投影したものであり、依頼を受けた各クライアントは、このコンセプトに深い説得力を感じたといいます。

 ロールス・ロイスのコーチビルド・デザイナーは、この精神を表現するために、1912年のロールス・ロイス・シルバーゴースト「スラッガード」、1930年のロールス・ロイス・ファントム・ブリュースター・ニューヨーク・ロードスター、1925年のロールス・ロイス・シルバーゴースト・ピカデリーを研究しました。

 これらの自動車と同様、ドロップテイルもデザインに対して非常に凝縮されたアプローチがとられており、実際にロールス・ロイスのクリエーターや職人にとって、シンプルさと絶対的な明瞭さはもっとも困難な課題であるが、もっともやりがいのある課題でもります。

 ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者、トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、次のようにコメントしています。

「ロールス・ロイス・モーター・カーズは、ラグジュアリー・セクターで何が可能かという我々の理解を覆す、精巧なコーチビルド・モーターカー、ドロプテイルを発表します。私たちのコーチビルド部門は、真のラグジュアリー・ファンが、自分のイメージのためではなく、自分のイメージのなかでモーターカーを作ることができる世界で唯一の場所です。

 これらの特別な製品は、私たちのもっとも野心的なクライアントの小さなコンステレーションとのコラボレーションにより、4年以上かけて1から作り上げられた応用芸術のロードゴーイング表現です。これらの人々は、傑作の開発のあらゆる段階において、私たちのデザイナー、エンジニア、職人とともに歩んでいます。

 このパートナーシップの結果、私たちのブランドとクライアントが共有する野心の証として、ロールス・ロイスの歴史に刻まれることになる、オーナーと同様に基本的にユニークなヒストリック・モーターカーが誕生したのです。

 またドロップテイルは、「クルマは芸術として創造できるのか」という長年の疑問にも答えている。この特別なロードスターのお披露目によって、その答えは明確に “YES “です」。

 ロールス・ロイス・モーター・カーズ デザイン・ディレクター アンダース・ワーミング氏も「ロールス・ロイスのデザインの中で、コーチビルド部門は制限のない場所であり、そこでは最も野心的なアイデアを表現し、何が可能かという未来志向のビジョンを実現することができます。

 コーチビルドの性質上、私たちは既存のデザイン戦略を超えて、大胆で新しく、非常に集中した創造的な道を探求する自由を与えられます。これらのモーターカーは、ロールス・ロイス・ブランドの大胆で時代を超えた解釈を投影すると同時に、お客様の夢を表現し、特定の瞬間を捉えます。

 しかし、ドロップテイルは、これまででもっとも深く関与し、先進的で洗練されたコーチビルドであり、コンセプトカーでもデザインスタディでもありません」と述べました。

※ ※ ※

 ドロップテイルの集中力と正確さは、コーチビルド部門がこれまででもっとも詳細かつ技術的に要求の高い仕事を行ったことを表しています。それはまた、応用芸術の最高の表現としてのコーチビルドの立場が表されており、ロールス・ロイスのアイコンを大胆に再構築。シンプルさを重視し、オーナーへの記念碑として永続性を持たせたドロップテイルは、ラグジュアリー・セクターの新たなスタンダードであると同時に、コーチビルドがロールス・ロイスの長期戦略において重要な位置を占めることを明確に示しています。

 実際にドロップテイルは、ロールス・ロイスの未来は顧客との共同作業によって築かれるという明確な宣言にもなっています。

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みんなのコメント

3件
  • 鼻毛ボーボー?
  • これを「バイクの」ニュースに載せるならもう、くるまのニュースと乗り物ニュース要らなくね?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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