マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、F1カタールGP決勝のスタート直後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が攻撃を仕掛けてくると予想している。
フェルスタッペンは土曜日の予選で3番手。マクラーレンはオスカー・ピアストリがポールポジションを獲得し、ランド・ノリスが2番手につけた。
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スプリントレースではピアストリが優勝、ノリスが3位、フェルスタッペンが4位となった結果、フェルスタッペンはノリスに25ポイント差。決勝レースでノリスの前に出なければ、最終戦アブダビGPでタイトルを獲得する可能性が無くなる状況となった。
ルサイル・インターナショナル・サーキットはその特性上、オーバーテイクが非常に難しい上、過剰摩耗を防ぐためにタイヤの使用制限が設けられており、決勝レースは事実上2ストップが義務化。戦略の自由度も少なくなっていることから、ブラウンはフェルスタッペンがスタートで最も攻撃的になるだろうと予想している。
「彼が第1コーナーでリードを奪おうとするのは確実だから、明日のグランプリのスタートを見逃さずに注目しているだろう」とブラウンはF1 TVに語った。
「我々の目標はパパイヤ(マクラーレン)がこのチャンピオンシップで優勝することだ。だからここはスタートしたポジションでフィニッシュし、アブダビで2強の争いに持ち込むことが目標だ」
「彼らのバトルは彼ら次第だ。私は気にしない。いつも通りのことだ。彼らはルールを熟知しているし、僕らも彼らのレースを見るのが大好きだ。彼らは互いに激しく、そしてクリーンにレースをする。だから、まずそれをやらなきゃいけないんだ」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコも、ブラウンとは正反対の意味でフェルスタッペンのスタートに注目している。
「もちろんだ。マックスが隣りにいるとわかると、大抵のドライバーは緊張するからね」と、マルコはスカイドイツに語った。
またmotorsport.comの取材に対し、彼は「オーバーテイクはほぼ不可能だ。最初のコーナーか最初の2周でやらなければならないと思う。だが、2回のピットストップがあるので、戦術的にも可能性はある」と付け加えた。
予選ではオーバーステアに苦戦していたフェルスタッペンだが、レッドブルがマシンのバウンスに関する問題を徹底的に解決したことで、予選よりも決勝の方が調子が良くなるはずだとマルコは考えている。
決勝で使用する、より硬いコンパウンドのタイヤであれば、マクラーレンに迫ることができるだろうとマルコは語った。
「(スプリントから予選に向けてマシンを)かなり変更した。まず、損傷したフロアよりも状態の良い古いフロアを取り付け、他にもいくつか変更を加えた」
「その効果は明らかだ。週末を通して、ほぼ0.5秒遅れていた。それが今では0.2秒差まで縮まり、自信が持てるようになった」
「ミディアムタイヤやハードタイヤでは差がさらに小さかったので、まだ楽観的だ。だからレースでは競争力を発揮できると信じている」
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一番まずいのはノリスだけがリタイヤすること