まるでリゾート地のタクシーじゃないか! と思ってしまうほど、華やかなトップ画像のタクシー。株式会社ニューステクノロジーが仕掛ける、トヨタJPNタクシーのフルラッピング・モデルなのだが、このイケてる画像を見て思った。「ルーミーやソリオより大きめのプチバン(ハイトワゴン)が欲しいなら、JPNタクシーを買う! という選択肢もある」と。
文:ベストカーWeb編集部/写真:株式会社ニューステクノロジー、トヨタ
こんな[変則ドア]なんて見たことない!! 大きめプチバン[JPNタクシー]を愛車にするってアリかも!?
■「フルラッピング状態で1年間走行する」企画を発表!!
株式会社ニューステクノロジーが発表したJPNタクシーのフルラッピングのイメージ画像。そのなかの一枚がこれ。なんだかステキ!
上でも取りあげているオシャレで華やかなJPNタクシーのイメージ画像。株式会社ニューステクノロジーが2024年7月16日に発表した「東京移動企画」という提案を象徴する一枚だ。
タクシー会社、大和自動車交通株式会社とコラボし、JPNタクシー限定10台を丸々ジャックするプランをクライアントに提供するというもの。
例えば、ファッションブランドの新アイテムにからめて、JPNタクシーをフルラッピング。その発表会に合わせてVIP送迎に使ったり、一般ユーザーを乗せたり。しかも、「フルラッピング状態で1年間走行する」というからユニーク。
……とまぁ、このニュースをきっかけにJPNタクシーというクルマを、久しぶりにマジマジと眺めてみたら……。「大きめのプチバンとしてアリかもしれない!」と思った次第。一般の人でも買えるし!!
■5人乗りシエンタの室内長より130mmも長い2160mm
おなじみJPNタクシー。行燈などがない「素の状態」です(写真は上級の「匠」グレード)
ご存じの方も多いでしょうが、トヨタJPNタクシーは「一般の人でも買える」のです。グレードは上級の「匠」と、標準の「和」の2グレード。主要スペックをまず見てみよう。
「匠」グレードの主要スペック(※「和」グレードもほぼ共通)
全長4400×全幅1695×全高1750mm
ホイールベース:2750mm
室内長:2160mm
室内幅:1395mm
室内高:1370mm
パワートレーン:1.5Lエンジン+モーター(エンジン型式:1NZ-FXP)
エンジン出力:74ps
モーター出力:61ps
使用燃料:LPG
バッテリー:ニッケル水素電池
WLTCモード燃費:16.8km/L
駆動方式:2WDのみ
5ナンバーサイズの大きめのプチバン(スライドドア採用)というのがわかるが、スペックの注目部分は室内長の2160mm。現行シエンタの5人乗りは2030mmなので、それより広い! さらに室内高の1370mmも、シエンタの1300mmより高い。
標準の「和」グレードのインパネやシート。ブラックとブラウン、左右で色合いが違うのも特別感がある!
でも、室内幅の1395mmは、シエンタの1530mmよりは狭い。というか……シエンタのパッケージングが優秀ということでしょう!
また、燃料はタクシーらしくLPG。この燃料に対応した「LPGハイブリッドシステム」が採用され、これは世界初。搭載エンジンの型式は1NZ-FXP。エンジンブロックは1NZ-FXEと共通で、これは初代アクアや2代目シエンタなどに採用されているエンジンとのこと。
■リアの右側は「ヒンジドア」で左側はスライドドア。魅惑の「変則構造」!
普段見かけるJPNタクシーを、タクシーではなく自分の愛車にするのもアリかも!! 車名はJPNタクシーのままですが……(ちとややこしい)
世界初の「LPGハイブリッドシステム」搭載だし、数字からも室内が想像以上に広い! ということがわかった。しかし、これだけではない。「乗客のことを最大限に考慮した」タクシー向けのクルマだけに、もっともっと魅力はテンコ盛り。紹介していきましょう!
■今では稀少なフェンダーミラー装着車。視線移動が少なく安全、安心。
■リアの右側は「ヒンジドア」を採用。左側はスライドドアなので、現行国産車では唯一の(!?)の「アシンメトリー・ドア」。とっても個性的だ!
おおおおお~! 後席右側はこのようにヒンジドア。以前は左右で異なるドア機構のモデルはいくつかあったけど、現代では珍しい~!
■天井サーキュレーターが「匠」グレードでは標準装備。天井内にサーキュレーターを設定。後席の吹き出し口からエアコンの冷風を効率よく届ける。
■一方で冬にうれしい、リアシートヒーター。「匠」グレードは標準装備
■タクシー向け仕様らしく、後席左右のリアドアトリム部にLED照明を設置。フロアや足元を適切な明かりで照らす。何かを落とした時、すぐに見つけられるほどの明るさだが、照度がホワンとした落ち着いた感じの明るさ。ムードもあるLED照明なんです。
お客様をもてなすタクシーだもの。後席は広くてゆったりは当たり前。右側ドアの上に見えるのが「つり革タイプのアシストグリップ」(写真は「和」グレード)
■後席側には、乗り降りする時に便利な「アシストグリップ」と、室内には「つり革タイプのアシストグリップ」が標準装備。しかも、乗る人の目にとまりやすい黄色を一部に採用している、という気遣いがうれしい。
■あの「白センチュリー」より目立つことウケアイな「白JPNタクシー」
JPNタクシーらしくないホワイトボディなら目立つこと間違いなし!!(写真は「匠」グレード)
……ということで、意外と見過ごしていた感のある、「大きめのプチバン」JPNタクシー。ボディカラーはブラック、深藍、ホワイトの3色。
上に画像があるけど、ホワイトに乗れば、2024年1月の大学箱根駅伝で話題となった「白センチュリー」(下に写真があります)と同じくらい目立つこと間違いなし!! 「なんだ、あのクルマは!?」と熱視線を集めるはず。
2024年1月2日。大学箱根駅伝で話題をさらった「白センチュリー」。もちろん、1区の中央大学の選手も頑張った!!
最後にお値段。「匠」グレードが359万2600円で、「和」グレードは336万7100円。ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデルとほぼ同じ価格帯。
「バカ売れ中のノア/ヴォクシーだけど、みんなと同じはイヤ! ミニバンより大きめプチバンでしょ!」という向きには、JPNタクシー、おすすめでござるよ!
【画像ギャラリー】[変則ドア]の大きめプチバン[JPNタクシー]魅力全開画像集!!(13枚)
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みんなのコメント
LPGの面倒さもあり普通にシエンタ買えば・・・という本末転倒な気はしますが、マニア?もいるんでしょうね。
運転のしやすさは、良いと思いますよ。
この車を個人で所有するメリットとしては、
『車椅子に乗ったまま乗車できる、簡易型の福祉車両』
としての使い方ではないでしょうか。
それ以外の良い特徴もありますが、価格を考えればこの車でなくても良いと思います。
ちなみに、ガソリン車仕様はありません。オプションなどでも。全てLPガス仕様です。
ガソリン車ですけど?と必死で言っている人がいますが、一度調べてみてください。
LPガス価格:75〜105円/L
実 燃 費:10〜12km/L
タクシーの場合なので、待機なども多くなりがちで、個人使用なら燃費はもう少し期待できるかもしれません。