『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」

車のメンテナンス [2024.06.29 UP]


『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」

JA22Wからキャビンを取り外し、JA71Cのオープンボディに載せ替えてしまおうという箱替え計画。ボディの補修がほぼ終了したので、今回からは内装パーツの取り付けを開始。まずはシートの取り付けからスタートです。　　
●文&写真：橘　祐一



２代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。２代目のジムニーシリーズの中では乗り心地がいい。

2カ所のステーを加工　これだけで装着できた
シートフレームの段差は解消されたので、あとはシートレールを取り付けるだけ。

まずはカットしなかった側（内側）のフレームに、JA71のシートレールを当ててみると、なんと、一番前の穴と、一番後ろの穴がシートレールの取り付け穴とぴったり一致。

位置的にも問題なさそうなので、まずは仮留めしてみた。

このまま使えそうなので、片側だけシートレールを付けた状態でフロアに取り付けてみると、問題なく座ることはできた。

が、かなり狭い。

座面が高いのは仕方ないとしても、もう少しシートを後ろに設置したい。

そこで思い出したのが、JA11のシートレールは加工すればスライド量が増えること。

早速ネットで検索して加工したら、座れるようになった。

助手席側のシートレールは左右がつながっていて、取り付け位置がわかりやすいので助手席側から加工スタート。カットしたフレームに取り付ける位置を計測する。

厚さ3mmと4mmのL字金具を用意して、取り付けできそうな位置を探る。シートフレームのサイドが平面ではないので、穴あけしてボルトが取り付けできそうな部分を見つけなくてはならない。

なんとなく固定できそうな部分を見つけたので、その部分のフレーム形状に合わせてL字ステーをハンマーで叩いて変形させる。4mm厚の鉄板は叩いてもなかなか変形しない。

M8のボルトを使って固定するので、取り付けるために金具に8.5mmの穴を開ける。ボール盤が死にかけていてすぐ止まってしまうため、2mmぐらいからステップして少しずつ穴を広げた。えらい時間かかったわ。

前側は取り付け位置が高いので、少し長い3mm厚のステーを加工した。シートフレームの曲線に合わせて、ハンマーでぶっ叩いてステーを加工。意外にいい感じにフィットするステーを作ることができました。

L字金具をシートレール側に取り付けて、シートフレームに穴を開ける位置を決める。これがズレるとシートが斜めに固定されてしまうので、位置決めは慎重に。ガムテで固定して少し離れて見ると曲がっているのがわかる。

穴開けの位置が決まったら穴を開ける…のだけど、ボール盤が使えないのでハンドドリルで。シートフレームは鉄板も分厚く頑丈なので、なかなか穴が開かない。これも2mmくらいから1mmずつステップアップで穴開けした。

左側が完成したので、左側で作ったステーを参考に、左右対称の右側のステーを製作。右側も穴開けには苦労して、合計4カ所（左右で8カ所）の穴を開けるだけで2時間以上を費やしてしまった。疲れた。もうやりたくない。

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-2「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-3「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-4「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-6「JB64のシートを移植しよう」

Comments

[sr2********]

これ車検NGでしょ。
自分から言わなきゃ気付かれずスルーされて通るだろうけど。
事故った時シートごと吹っ飛ぶぜ。

[sin*********]

過去記事に「社外シートを取り付けようと思っていたが、昨今は車検でシートレールに強度証明書類が必要ということで断念した。」って書いてるって事はJB64シートの流用で車検取るつもりなの？
絶対に車検通らないよ？
Gooさんこんな記事NETに載せて大丈夫そ？