フォーミュラEの2020-2021シーズン第15戦(最終戦)ベルリンePrixの予選がテンペルホーフ空港跡地で行なわれた。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのストフェル・バンドーンだった。
FIA世界選手権に昇格して最初のシーズンとなる2020-2021シーズンは、稀に見る大混戦のまま最終戦を迎えた。予選開始時の段階で、なんとランキング14番手のマキシミリアン・ギュンター(BMW)までタイトル獲得の可能性が残されているという状況。ランキング7番手のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)までは、自力タイトルの可能性もあった。
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予選は6人4グループに分かれて実施され、そこでのタイム上位6名がスーパーポールセッションに進んでポールポジションを決するという方式。グループ予選で最速タイムを計測したドライバーに1ポイント、スーパーポールでのポールポジションを獲得したドライバーに3ポイントがそれぞれ与えられる。
ランキング上位6名によって構成されるグループ1は出走順が最初のため不利となることが多いが、グループ2が終了した時点では1分07秒083をマークしたミッチ・エバンス(ジャガー)を筆頭に、ジェイク・デニス(BMW)、エドアルド・モルタラ(ベンチュリ)、ニック・デ・フリーズ(メルセデス)と、トップ4は全てグループ1のドライバー。ただ、グループ3、グループ4のドライバーがその牙城を崩していった。
最終的にスーパーポール進出を決めたのは、バンドーン、オリバー・ローランド(日産・e.ダムス)、ノーマン・ナトー(ベンチュリ)、アレクサンダー・シムス(マヒンドラ)、トム・ブロンクビスト(NIO 333)、エバンスの6名。この中でタイトルの可能性を残すドライバーはエバンスのみだ。なお、スーパーポール進出を逃したギュンターはこの時点で逆転タイトルの可能性が消滅し、王座争いは13名に絞られた。
スーパーポールセッションではまずエバンスが1分07秒010というターゲットタイムをマークすると、ブロンクビスト、シムスはそれを上回れず。ナトーはトラブルによりピットから出ることすらできなかった。そんな中、出走順5番目のローランドが1分06秒925をマークしてエバンスのタイムを塗り替えると、最後にアタックしたバンドーンはさらにそれを更新。1分06秒794というタイムでポールポジションを確定させた。
これでバンドーンは今季3度目のポールポジションを獲得。2番手にはローランド、3番手にはエバンスと続いた。現在ポイントランキング4番手のエバンスは、タイトルの可能性が残された13名の中では最上位となるグリッドを確保した。また、彼をランキングで上回るデニス、モルタラ、デ・フリーズがそれぞれ9番手、11番手、13番手と中団のグリッドに沈んだため、エバンスは“世界王者”に向けて優位な状況でレースを迎えることになる。
なお、決勝レースは予選と同日開催であり、現地時間15時34分(日本時間22時34分)からスタートする。
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