■ホンダが強いのか? トニー・ボウ選手が凄いのか?
9月2日に開催された2018FIMトライアル世界選手権シリーズ第7戦イギリスGPにおいて、ホンダ・レーシングの契約ライダーで、ワークスチームであるレプソル・ホンダ・チームのトニー・ボウ選手が優勝し、12年連続12回目のシリーズチャンピオンを決めました。
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トニー・ボウ選手は、2007年にREPSOL MONTESA HRCに移籍、その年HRCのワークスマシン「Montesa COTA 4RT」で初の世界チャンピオンを獲得して以来連覇を重ね、人工セクションを走破する屋内競技Xトライアル世界選手権の2018年シーズンでも12年連続のチャンピオンに輝いています。
今シーズンは、開幕前に行われたXトライアル世界選手権での負傷の影響が心配されましたが、開幕戦スペインGPで優勝し第2戦日本GP(2レース制)以外今回の第7戦まで全て優勝しています。また第4戦ポルトガルGPではトライアル世界選手権通算100勝を達成。Xトライアル負傷の影響を感じさせることなく、圧倒的な強さを発揮し、最終戦のイタリアGP(9月16日開催)を待たずに12度目のシリーズチャンピオンを決めています。
トニー・ボウ選手は「今日はとても特別な日になりました。今日のレースは簡単ではなく、ミスが許されず、難しいセクションであっても、果敢に攻めていかなければなりませんでした。神経質になり、重圧と戦いながらのレースでしたが、チャンピオンを獲得すべく全力を尽くし、勝つことが出来ました。今シーズンは怪我の影響がある中でのスタートでしたが、何とか乗り越えることが出来ました。チームと関係者、そして声援を送ってくれたファンの皆さんに感謝いたします」とコメントしました。
トニー・ボウ選手は、どこまで連覇を続けるのか、今後の活躍にも期待です。
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