F1モナコGPを少なくとも2031年末までF1カレンダーに残すという新たな契約は、レースプロモーターにとって大きな代償を伴うものになっている。また、2026年になって初めて有効となる日程変更についても発表が行われた。
モナコの情報筋によると、F1は2026年初頭からモナコ自動車クラブ(ACM)が支払う開催権料を2倍に設定することができたという。この新たな契約は、F1の商業権所有者にとって年間約2600万ユーロ(約42億3200万円)の価値がある。F1は、最新の契約のなかでACMがグランプリのスポンサーパッケージを独自に販売する権利をすでに剥奪しているが、パドッククラブやF1エクスペリエンスが設けられない場所で、モナコ側がホスピタリティパッケージを販売して収入を得ることには同意した。
F1とモナコ自動車クラブがモナコGPの契約延長に合意。2031年までの開催が決定
しかし、別の問題がF1関係者の注目を集めている。モナコとの契約延長を発表する声明のなかで、過去数十年間5月の最後の週末に開催されてきた伝統的なレースが、2026年からは6月に移されることが明らかになったのだ。これは、最も伝統的なグランプリとインディ500のレースの日程が重ならなくなるということだが、ヨーロッパでの別のグランプリが2026年5月31日、つまり最も有名なアメリカのレースとまったく同じ日に開催されることも明らかになっている。そのため、どのF1ドライバーにとっても、グランプリを欠場せずにインディ500で優勝することは依然として不可能だ。
モナコGPの6月への変更は、F1関係者の負担を軽減し、F1の炭素排出量を削減し、グランプリの機材を大陸から大陸へ移動させる回数を減らす計画の一環として行われた。計画では、5月末から8月末までヨーロッパだけでレースを開催し、サマーブレイク前後に10レースを詰め込むことになっている。
また、フライアウェイレースをシーズン初めに6回、チャンピオンシップ終盤に9回開催することになる。つまり、F1は2026年にすでにカレンダーを25グランプリに拡大する計画を立てているということだ。その際にはマドリードがスペインGPを引き継ぐことになるが、バルセロナとの契約がまだ1年残っているという状況になる。
この変更により、カナダGPはマイアミのレースと連続して5月の第2週の週末に開催されるか、もしくは10月中旬に移されてアメリカGPとメキシコGPとのトリプルヘッダー初戦として開催されることになる。カナダでのレースが5月に開催される場合、中国GPはシンガポールのナイトレースの1週間後の10月第1週の週末に移される。しかし、モントリオールでのレースが10月になった場合、中国は日本と連戦になるようシーズン序盤近くにとどまることになる。
2027年からはシーズン開幕もふたたび変更される。ラマダンが早まるため、バーレーンとサウジアラビアが1年の最初の2レースの開催枠に戻り、オーストラリアがまたシーズン3戦目のグランプリ開催地となる。
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