日産自動車が日進市（愛知県）と「電気自動車を活用したゼロカーボンシティの実現及び災害時車両等の提供に関する連携協定」を締結

災害を起因とする停電発生時は日産リーフ等のEVを無償で貸与。日産の電動化アクション「ブルー・スイッチ」としては194件目の取り組み

10月20日、日産自動車及び愛知日産自動車、日産プリンス名古屋販売は、日進市（愛知県）と「電気自動車を活用したゼロカーボンシティの実現及び災害時車両等の提供に関する連携協定」を締結した。

この協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車（EV）の普及や脱炭素化の推進と同時に、日進市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与するEV「日産リーフ」等を電力源とした災害時の電力供給体制の構築を目的としたもので、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の「ブルー・スイッチ」活動としては194件目の取り組みとなる。

防災対策に取り組んでいる日進市は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を今年2月に宣言するなど、環境対策、脱炭素化を推進している。また、持続可能で強靱なまちづくりを目指し、SDGs推進にも積極的だ。

一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を、全国の自治体や企業、販売会社とともに推進している。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。

この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」、そして、日進市が推進するカーボンニュートラルの実現、防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みに互いが賛同し、同協定を締結する運びとなった。「電気自動車を活用したゼロカーボンシティの実現及び災害時車両等の提供に関する連携協定」の概要は以下のとおり。

【協定の概要と主な連携内容】・日進市および日産自動車、愛知日産自動車、日産プリンス名古屋販売は、平常時もEVの普及促進を行うほか、市のイベントで使用する電力をEVから供給することで、EVの「走る蓄電池」としての活用を市民へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。・日進市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備している「日産リーフ」等のEVを無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命及び身体の安全を守る。

「日産リーフ」を活用した脱炭素化、強靱化イメージ図日進市は昨年度、EVから電気を取り出す可搬型給電器（2台）を導入するなど、EVの普及に向けた取り組みを推進しており、今後も環境に優しいEVの普及を目指し、環境・防災力向上に努めていく。

日進市と日産自動車は同協定締結を機に、EVを活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、ゼロカーボンシティの実現、SDGs達成に向けて、さらに連携を強化していく。

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近郊の豊田市とは組めないだろうな

何故日産なのか？